Re: 第111回簿記3級問5について ( No.1 ) |
- 日時: 2006/01/20 14:10
- 名前: ぱるる
第111回簿記3級問5、精算表の作成問題、の1)「決算日までに判明した未処理の事項」の(1)について仕訳がどうして解答通りになるのか教えて下さい。 問題(1):得意先神奈川商店よりの当座預金口座への振込額¥75000は受取手形の回収にかかわるものであったが、売掛金の入金として誤って処理されていたことが判明した。 (1)について私は 当座預金 75000 売掛金 75000 受取手形 75000 当座預金 75000 として、上下相殺されて 受取手形 75000 売掛金 75000 と処理したのですが、解答は借貸が逆です。 この処理が納得いかないので、何方か解説して貰え ないでしょうか。
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Re: 第111回簿記3級問5について ( No.2 ) |
- 日時: 2006/01/20 15:49
- 名前: あんだんて
- まず、誤った仕訳を考えてみましょう。
(当座預金口座への入金は、売掛金の入金であった)
そうすると、 (借方)当座預金 75,000/(貸方)売掛金 75,000 と仕訳していたことになりますね。
でも、本当は受取手形の回収にかかるものでしたから、 正しい仕訳はこのようになります。 (借方)当座預金 75,000/(貸方)受取手形 75,000
訂正仕訳をする場合には、まず、間違った仕訳を取り消すために、 貸借逆仕訳を行います。つまり、 (借方)売掛金 75,000/(貸方)当座預金 75,000 と言う仕訳を行うのです。そのあとに、正しい仕訳である、 (借方)当座預金 75,000/(貸方)受取手形 75,000 の仕訳を行い、2つの仕訳を合計したものが、訂正仕訳になります。
ここでは、当座預金が貸借同額となっているため、貸借相殺して、 (借方)売掛金 75,000/(貸方)受取手形 75,000 が修正仕訳となるわけです。
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Re: 第111回簿記3級問5について ( No.3 ) |
- 日時: 2006/01/20 15:50
- 名前: くろっち
- 正しい仕訳をまず考えましょう。
『得意先神奈川商店よりの当座預金口座への振込額¥75000は受取手形の回収にかかわるものであった』 とありますので、この仕訳は、
(借)当座預金 75,000 (貸)受取手形 75,000
が正しい形です。
ところが、この仕訳を、 『売掛金の入金として誤って処理されていた』つまり、
(借)当座預金 75,000 (貸)売掛金 75,000
と間違って仕訳されていたと書いています。
これを正しい仕訳にする問題ですが、どのような訂正をすればいいでしょう?
誤り仕訳 (借)当座預金 75,000 (貸)売掛金 75,000 ↓ 訂正仕訳 (借)???????? (貸)??????? ↓ 最終仕訳 (借)当座預金 75,000 (貸)受取手形 75,000
このように考えると、誤り仕訳の売掛金を借方に書いて消去して、 代わりに貸方に受取手形を入れる仕訳が必要だと分かります。 よって、
(借)売掛金 75,000 (貸)受取手形 75,000
となります。
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Re: 第111回簿記3級問5について ( No.4 ) |
- 日時: 2006/01/20 18:15
- 名前: ぱるる
- 納得しました。解説して下さった方々、有難う御座いました。
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