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定率法について
日時: 2006/01/28 02:41
名前: 春菜 

定率法の問題が分かりません。

昭和62年4月1日に購入した備品(取得原価 \2,000,000、残存価格 \200,000 耐用年数 10年)を平成元年4月1日に\1,000,000で売却し、手取金は月末に受け取ることにした。なお、この備品については定率法(償却率 0.206)によって償却しており、間接法で記帳している。当社の決算日は3月31日(年1回)である。

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Re: 定率法について ( No.1 )
日時: 2006/01/28 04:41
名前: 猫suke 

定率法がわからないってことかな?^−^;
簡単に言うと、未償却残高(直接法での帳簿価格)に償却率を掛けることで、減価償却費を決める方法です
ちなみに使うのは償却率だけですので、残存価格と耐用年数は書いてあっても無視してください^0^;

昭和63年3月31日の減価償却費
2,000,000×0.206=412,000
平成元年3月31日の減価償却費
(2,000,000−412,000)×0.206=327,128
従って売却時点での減価償却累計額は
412,000+327,128=739,128

ちなみに、(1−償却率)をかけると、未償却残高が出せます
2,000,000×(1−0.206)×(1−0.206)=1,260,872
というやり方なら、一発で売却時の未償却残高を出せます^−^
2,000,000−1,260,872=739,128
償却年数が増えれば増えるほど、こっちのほうが効率よくなってきますが、上のほうがわかりやすいのはわかりやすいと思います

一応売却時の仕訳
減価償却累計額739,128/備品2,000,000
未収金 1,000,000
固定資産売却損260,872

この問題とは関係ありませんが、決算整理で定率法が出てきた場合の減価償却費の計算の仕方です
<直接法>
帳簿価格×償却率
<間接法>
(取得原価−減価償却累計額)×償却率

3級ではマイナーなのでとっつきにくいかもしれませんが、わかってしまえばどうってことありません
がんばってね〜^0^
Re: 定率法について ( No.2 )
日時: 2006/01/28 13:38
名前: あんだんて 

猫sukeさんが解答しているとおりですが、
「日商簿記3級では範囲外です。2級で取り扱います。」

一応念のために。
Re: 定率法について ( No.3 )
日時: 2006/01/28 17:42
名前: ルキア 

丁寧な解説ありがとうございました。
とても分かりやすかったです(*^_^*)
Re: 定率法について ( No.4 )
日時: 2006/01/28 19:02
名前: 猫suke 

3級の教材見ましたが、確かに載ってないですね^−^;
勘違いしてました、ごめんなさい^0^;

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