- 日時: 2006/01/29 22:38
- 名前: あんだんて
- まず、本来の仕訳を考えてみましょう。
発送運賃は、仕入に含めますので、以下のような仕訳になります。
(借方)仕入 251,800 (貸方)当座預金 150,000 買掛金 100,000 現金 1,800
ここで、伝票の種類と枚数を見てみましょう。振替伝票が2枚と 出金伝票が1枚ですね。また、1枚目の振替伝票から、 掛けで仕入た部分だけで、振替伝票を作成しているがわかります。 と言うことは、2枚目の振替伝票は小切手を振り出して仕入れた 部分だけで振替伝票を作成しますので、(A)は「仕入」となります。 また、現金を支払った場合は、出金伝票に記入することになりますが、 そのときの摘要欄には、相手勘定を記入することになりますので、 (B)は「仕入」となります。
なお、このパターンの他にも、いったん掛けで仕入れたと仮定して 振替伝票を作成し、直ちに掛け代金を支払った取引として 振替伝票をもう1枚作成する方法もあります。第97回第4問の(1)は、 売上のパターンはありますが、いったん掛売上として振替伝票を作成し、 そのあとに、掛け代金を現金で受け取ったと仮定して、入金伝票を作成しています。
仮に、(2)の振替伝票の1枚が (借方)仕入 251,800 (貸方)買掛金 251,800 となっていた場合は、その他の伝票はこのようになります。
<振替伝票> (借方)買掛金 150,000 (貸方)当座預金 150,000 <出金伝票> 買掛金 1,800
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