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伝票3
日時: 2006/10/14 01:08
名前: やまやま 

備品¥800,000を購入し、代金のうち¥300,000を現金で支払い、
残金は翌月払いとした。

上記の取引を、振替伝票と出金伝票に記入しなさいという問題があったので、

         振替伝票
(借)備品800,000 (貸)未払金800,000

         出金伝票
     (未払金)300,000

と書いたんですが、正解欄には

         振替伝票
(借)備品500,000 (貸)未払金500,000

         出金伝票
      (備品)300,000

とだけ書いてありました。
私の答えた擬制法?は正解にならないのでしょうか?
それとも、問題文に擬制法の指示が無い限り不正解になるのでしょうか?

気になって質問させていただきました。どなたか御回答よろしくお願いします。

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Re: 伝票3 ( No.1 )
日時: 2006/10/14 10:22
名前: minoR 

伝票に仕訳をする工程を問題としているので、
もし指示があれば、従わなければ不正解になると思いますが、特に指示がなければ問題ないと思います。

上記の説明だけだと、納得されないこともあると思いますので、補足説明をさせて頂きます。
まず、どのような工程を通って、分割法と擬制法に
変化があるかを説明します。

@取引が発生

A入金・出金・振替伝票に仕訳

↓各伝票を集計

B仕訳日計表にそれぞれの伝票の仕訳金額を集計

↓合計転記

C総勘定元帳に転記

分割法と擬制法を区別する問題を出題するとすれば、
Bからの工程になると思います。

分割法では、
振:(備 品)500,000 (未払金)500,000
出:(備 品)300,000 (現 金)300,000
なので、仕訳日計表の借方・貸方の合計金額の欄は、
各800,000円になるのにたいして、
擬制法では、
振:(備 品)800,000 (未払金)800,000
出:(未払金)300,000 (現 金)300,000
となるので、借方・貸方の合計金額は
各1,100,000円になります。

指示があるとすれば、分割法・擬制法のどちらを
使うか指定してくる場合と、
こういう指示は無いかもしれませんが、仕訳金額の合計金額が小さくなる方法を使用すること!といった
少しだけひねった出題もあるかもしれません。(答えは:分割法です)
残りの総勘定元帳に関しては、問題点から離れすぎますので、割愛させて頂きます。

ダラダラした説明になりましたが、
結論として、試験では伝票に仕訳をする工程を試すので、指示がなければ、分割法で解答があがっていても、別解答として、擬制法も解答としてあがってくると思います。
ただ、くれぐれも指示があれば、必ず従ってください。問題の全体を見て指示があるかどうか確認すると
いいと思います。

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