Re: 伝票3 ( No.1 ) |
- 日時: 2006/10/14 10:22
- 名前: minoR
- 伝票に仕訳をする工程を問題としているので、
もし指示があれば、従わなければ不正解になると思いますが、特に指示がなければ問題ないと思います。
上記の説明だけだと、納得されないこともあると思いますので、補足説明をさせて頂きます。 まず、どのような工程を通って、分割法と擬制法に 変化があるかを説明します。
@取引が発生 ↓ A入金・出金・振替伝票に仕訳 ↓ ↓各伝票を集計 ↓ B仕訳日計表にそれぞれの伝票の仕訳金額を集計 ↓ ↓合計転記 ↓ C総勘定元帳に転記
分割法と擬制法を区別する問題を出題するとすれば、 Bからの工程になると思います。
分割法では、 振:(備 品)500,000 (未払金)500,000 出:(備 品)300,000 (現 金)300,000 なので、仕訳日計表の借方・貸方の合計金額の欄は、 各800,000円になるのにたいして、 擬制法では、 振:(備 品)800,000 (未払金)800,000 出:(未払金)300,000 (現 金)300,000 となるので、借方・貸方の合計金額は 各1,100,000円になります。
指示があるとすれば、分割法・擬制法のどちらを 使うか指定してくる場合と、 こういう指示は無いかもしれませんが、仕訳金額の合計金額が小さくなる方法を使用すること!といった 少しだけひねった出題もあるかもしれません。(答えは:分割法です) 残りの総勘定元帳に関しては、問題点から離れすぎますので、割愛させて頂きます。
ダラダラした説明になりましたが、 結論として、試験では伝票に仕訳をする工程を試すので、指示がなければ、分割法で解答があがっていても、別解答として、擬制法も解答としてあがってくると思います。 ただ、くれぐれも指示があれば、必ず従ってください。問題の全体を見て指示があるかどうか確認すると いいと思います。
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