Re: 現金過不足 ( No.1 ) |
- 日時: 2007/09/01 11:45
- 名前: 智裕◆Kw.zp3RSvyk
- テリアさん、こんにちは。
現金過不足の会計処理ですが、期中ではまず現金の帳簿残高と実際有高を把握し、その多すぎた分・少ない分として一時的に“現金過不足”勘定を計上して帳尻合わせをします。 そして、期中でその過不足が生じた原因を調査し、その都度“現金過不足”勘定を修正します。
(例)会社は原因調査した結果、 ・交通費を計上し忘れていた。 ⇒交通費 ×××/現金過不足 ×××
・受け取った手数料を計上し忘れていた。 ⇒現金過不足 ×××/受取手数料 ×××
そして、期中で原因をすべて判明すればいいのですが、わからずじまいでそのまま期末まで来てしまった場合にこの“現金過不足”は一時的な勘定なので、次期に繰り越さないように当期末でなくさなければなりません。そのため、現金過不足を“雑損or雑益”として処理します。
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Re: 現金過不足 ( No.2 ) |
- 日時: 2007/09/01 13:41
- 名前: テリア
- 智裕◆Kw.zp3RSvyk さんご回答ありがとうございます。
例題で分からないのですが、 LECのテキストで、
Q・期中において現金の帳簿残高は、¥2000であるが、実際有高は¥1500であった。原因を調査することにする。
A・現金過不足 500 現金 500
これは分かるのですが、
Q・期中における現金過不足額¥500の原因が期末になっても判明しない場合、決算において必要となる仕訳を行いなさい。
A・雑損 500 現金過不足 500
となっています。 期末なのに、どうして現金過不足勘定が残っているのでしょうか!? この仕訳を見て混乱しています〜汗
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Re: 現金過不足 ( No.3 ) |
- 日時: 2007/09/02 06:28
- 名前: 智裕◆Kw.zp3RSvyk
- 期中に現金過不足がある場合、会社は領収書やレシート、支払メモなどの資料や取引先への確認などを元に原因を調査します。
しかし、会社が資料を紛失したり、相手先への確認ができなかったりで、原因が調査できなかったりすることがあります。そのため、原因判明しなかったものが“現金過不足”として残ってしまいます。それを期末決算で相殺消去する必要があります。
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