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決算時に過不足が判明したときの処理について
日時: 2008/01/24 13:32
名前: まさき 

テキストにあった問題について質問します。

問題は次のものです。
決算日を迎えた。決算日における現金の実際有高は、¥53.000、帳簿残高は¥52.500であった。原因を調査したところ、通信費の現金支払額¥2.500と手数料の現金受取額¥2.800が未記帳であったことが判明したが、残額は原因不明のため、雑益勘定に振替えた。

解答は次のようになってました。
現金  500  / 受取手数料2.800 
通信費 2.500 / 雑益    200

ここで私が疑問に思うのは、
@一段目の借方が、2.800にならないのは何故か。
A同様に、二段目の貸方が、2.500にならないのは何故か。
B雑益はどのように出しているのか。

よろしくお願いします。

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Re: 決算時に過不足が判明したときの処理について ( No.1 )
日時: 2008/01/24 16:25
名前: める 

解答の仕訳は
(借)現金2,800 /(貸)受取手数料2,800
   通信費2,500/   現金2,500
   現金200  /   雑益200
という3つの仕訳を1つにまとめたものです。

@一段目の借方が、2.800にならないのは何故か。
A同様に、二段目の貸方が、2.500にならないのは何故か。
⇒いずれも(解答の仕訳の裏では)なっています。
同じ勘定科目が借方、貸方に出てくる仕訳ではまとめて
(貸借金額を相殺して純額を)表示することがある
(そのほうがスマートな仕訳とされることが多いです)ので、
解答の仕訳のようになることがあります。

B雑益はどのように出しているのか。
⇒現金に関して決算で行いたいことは、現金の実際残高と
帳簿(現金出納帳)の残高の差額を分析・修正(本問では
通信費と手数料の未記帳分)し、なおも残る差額を雑損
(実際残高が少ない)か雑益(実際残高が多い)で

帳簿上処理して帳簿残高を実際残高に合わせることです。

本問では、通信費と手数料の未記帳分修正後の帳簿残高52,500−2,500+2,800=52,800
と実際残高53,000との差額200円が雑益(実際残高が多いので)となります。

Re: 決算時に過不足が判明したときの処理について ( No.2 )
日時: 2008/01/24 23:17
名前: まさき 

良くわかりました。ありがとうございました。
重ねて申し訳ありませんが、@とAのようにする作業については必ずそうしないと試験では間違いになるのでしょうか?
Re: 決算時に過不足が判明したときの処理について ( No.3 )
日時: 2008/01/25 13:07
名前: める 

必ずそうしないといけないという訳ではありません。

ただ、解答欄が2行しか用意されていないというような場合に
まとめて仕訳をきらなければ収まらないことがあります。
臨機応変に対応できるようにしておくべきだと思います。
Re:「諸口」の使い方 ( No.4 )
日時: 2008/01/25 16:30
名前: まさき 

めるさんありがとうございます。そうなると、問題を重ねなきゃなって改めて感じました。

それと、もう一個だけ質問を皆様お願いします。
一番最初に書いた問題の仕訳については、
現金  500  / 受取手数料2.800 
通信費 2.500 / 雑益    200
となってます。
これをそれぞれの勘定へ転記すると、全部、相手科目が「諸口」と表記されています。
諸口というのは、
現金  ○○○  / 売上 ○○○ 
当座  ○○○
のような場合にしか使わないとばかり思ってたので不思議です。
諸口は、いつ使うのかについて教授をお願いします。

新しいスレを建てるべきだったのなら申し訳ありません。

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