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繰越商品について
日時: 2008/09/02 04:34
名前: みどり 

この問題がよくわかりません。教えて欲しいです。

問題
次の期首貸借対照表と期中取引高に基づいて期末の合計残高試算表を作成しなさい。

貸借対照表
資産の部
現金20000
売掛金30000
商品10000
売買目的有価証券30000
土地100000

負債・資本の部
買掛金30000
借入金60000
資本金100000


期中取引高
2月10日 商品8000円を仕入れ、代金は掛

4月5日 商品10000円を現金で売り上げた

6月2日 買掛金9000円を現金で支払った

8月25日 売買目的有価証券を(取得原価6000円)を
8000円で売却し、代金は現金で受け取った。

10月15日 売掛金20000円を小切手で回収した。

11月18日 商品10000円を掛売りした。

問題文は以上で、あとは合計残高試算表のフォームが
与えられています。

で、質問なんですけど、
試算表の勘定科目は、

現金
売掛金
売買目的有価証券
繰越商品
土地
買掛金
借入金
資本金
売上
有価証券売却益
仕入

となっています。
殆どできたのですが、唯一できなかったのが、
繰越商品と仕入のところです。
繰越商品は、解答では借方の合計・残高ともに10000円となって
います。貸方のほうには何も書かれていません。

仕入は、借方の合計・残高ともに8000円となっています。
貸方のほうには何も書かれていません。

何故こうなるのでしょうか??
納得のいくように教えて欲しいです。
全然わからないです。解説も載ってないし・・・。

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Re: 繰越商品について ( No.1 )
日時: 2008/09/02 06:26
名前: ジョン 

問題の上から順に仕訳をしてみましょう。
@仕入8,000/買掛金8,000
A現金10,000/売上10,000
B買掛金9,000/現金9,000
C現金8,000/有価証券6,000
      有価証券売却益2,000
D現金20,000/売掛金20,000
E売掛金10,000/売上10,000
どうでしょう。『仕入』と『繰越商品』の勘定科目がいくら出たでしょうか?
『仕入』は@から8,000
『繰越商品』は仕訳に出てこないので、期首の10,000

あくまで推測ですが、みどりさんが分からないのは
仕入xxx/繰越商品xxx
繰越商品xxx/仕入xxx←これの金額が分からなくて迷っているのかなと感じました。

今回の問題は・・・
決算整理前合計残高試算表←求めるのはココです
  ↓
  ↓←決算整理(仕/繰・繰/仕 など)
  ↓
決算整理後合計残高試算表

推測の話をしてしまったので、論点がずれてしまったかもしれません。納得いくまで質問してください。
Re: 繰越商品について ( No.2 )
日時: 2008/09/02 15:27
名前: みどり 

期首貸借対照表の中の『商品』という項目は、
やはり前期からの『繰越商品』というわけですね。
なぜ“繰越”という言葉を抜くのでしょうね。
そういうルールというわけでしょうか。

前期からの繰越商品が\10000分あり、\8000分を
仕入れるから\18000分になり、\10000分を売り上げる
から\8000分になり、\10000分を売り上げるから
-\2000分になると考えていました。
それで混乱していました。
これが私の考え方1です。

考え方2では、ジョンさんのおっしゃるとおり、
仕入/繰越商品
繰越商品/仕入
のことを加味して考えてまして、
さらに訳がわからない状態になっていました。
でも、この仕訳をするのは決算整理の段階であって、
この問題は決算整理“前”の段階であるから、
この仕訳は必要ないということですね。
それは分かりました。では、どの部分から決算整理
“前”であることを判断できるのでしょうか??

もう1つ。
合計残高試算表の中の繰越商品という勘定科目は、
「前期から繰り越してきた商品」という意味か、
「次期に繰り越すことになる商品」という意味なのか。

前者であれば、これが最後に10000円分残っている
だなんて分からない気がするのです。
なぜなら、売上20000円分のうち、これが含まれて
いるかもしれないし…。

では後者であると考えますが、これでも分かりようが
ないのでは…?と思ってしまいます。
何故なら、期首の商品10000円分と仕入8000円分を
合わせて、商品18000円分ありますよね?
そして、10000円分の売上が2回ありますけど、
そのとき売り上げた商品の原価が分からないから、
18000円からいくら減るのかが分からないと思います。でも、解答では最後、繰越商品の欄は
借方10000円分となっているので、この2回の売上の
それぞれの商品原価の和は8000円であるという
ことなんでしょうか?

ものすごくゴチャゴチャとした質問になってしまって
申し訳ないです・・・;(>Д<);
恐らく、私の考え方の中に、何か致命的な勘違い
などがあるのでしょうけど・・・。

すいません、講釈おねがいします。
Re: 繰越商品について ( No.3 )
日時: 2008/09/02 19:24
名前: ジョン 

では1つずつ。
『商品』・・・財務諸表(貸借対照表)の『表示』科目
『繰越商品』・いわゆる期中仕訳で使用される『勘定』科目
この点が違います。なんで『繰越』が抜けたのかはわかりません

考え方1について
この考え方は『二分法』と呼ばれる方法です。『売上』・『仕入』勘定を全く使わずすべて『商品』で仕訳を行います。
今回の問題では残高試算表で使用される科目の中に『売上』『仕入』とあったので、一番オーソドックスな『三分法』を使います。

考え方2について
判断したのは
・期末の商品の金額がわからない
これだけ判断できれば決算整理『前』と読み取れます。

残高試算表の繰越商品の『繰越』の意味
決算整理『前』残高試算表であれば『前期末』(当期首)残高
決算整理『後』残高試算表であれば『当期末』(翌期首)残高
このようになります。

>前者であれば、これが最後に10000円分残っている
だなんて分からない気がするのです。
なぜなら、売上20000円分のうち、これが含まれて
いるかもしれないし…。
これを考えるのは決算整理仕訳、つまり決算整理『後』残高試算表を作成する問題のときです。
同様に後者も整理『後』試算表を作成する問題のときに考えます。

問題文に期末商品棚卸高xxxという資料が無いというあたりから【整理『前』試算表作成問題】だという判断が出来ればうまく行くと思います。
Re: 繰越商品について ( No.4 )
日時: 2008/09/02 19:45
名前: みどり 

二分法?そんなやり方があるんですか。
知らず知らずのうちにその考え方をしてたわけですね。

あのぉ…今ちょっと思ったんですけど、
この問題が決算整理“前”という設定で、
そして“繰越”の意味が、決算整理前では
当期首残高を表すということなら、
この問題の場合、合計残高試算表の繰越商品の
欄には、もう何も考えずに、期首貸借対照表にある
10000という数値を使ってもいいのですか??
Re: 繰越商品について ( No.5 )
日時: 2008/09/03 06:00
名前: ジョン 

そういうことになりますね
Re: 繰越商品について ( No.6 )
日時: 2008/09/03 15:36
名前: みどり 

そうだったんですか…わかりました!
ありがとうございます!!

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