Re: 清算表における未払費用と未収収益 ( No.1 ) |
- 日時: 2008/10/16 18:38
- 名前: ゆとり
- どちらも正しいです。
企業会計原則が言っていることを理解できていません。 3級では理解できていなくても当然です。
我々は複式簿記をやっています。 複式簿記では借方と貸方が同時に出てきます。 利息で例を挙げると、
未払費用について 支払利息(費用)/未払費用(負債)
支払利息という費用を計上して損益計算に含めています。 それと同時に未払費用という負債を計上しています。
未収収益について 未収収益(資産)/受取利息(収益)
受取利息という収益を計上して損益計算に含めています。 それと同時に未収収益という資産を計上しています。
企業会計原則を見たのなら注解の注5も見ましょう。 損益計算と貸借対照表の両方が出てきています。 一部を抜粋すると、
未払費用は、 (中略) これを当期の損益計算に計上するとともに貸借対照表の負債の部に計上しなければならない。
未収収益は、 (中略) これを当期の損益計算に計上するとともに貸借対照表の資産の部に計上しなければならない。
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Re: 清算表における未払費用と未収収益 ( No.2 ) |
- 日時: 2008/10/16 18:55
- 名前: ゆとり
- 補足しておくと、
企業会計原則が言っている未払費用や未収収益は単なる科目名ではないということです。 損益計算に含めた方は本来の費用・収益の科目名で損益計算書に載ります。 もう一方の、費用・収益の相手科目が未払費用や未収収益の科目名で貸借対照表に載ります。
[注5] 未払費用は、一定の契約に従い、継続して役務の提供を受ける場合、すでに提供された役務に対していまだその対価の支払が終らないものをいう。 従って、このような役務に対する対価は、時間の経過に伴いすでに当期の費用として発生しているものであるから、これを当期の損益計算に計上するとともに貸借対照表の負債の部に計上しなければならない。
未収収益は、一定の契約に従い、継続して役務の提供を行う場合、すでに提供した役務に対していまだその対価の支払を受けていないものをいう。 従って、このような役務に対する対価は時間の経過に伴いすでに当期の収益として発生しているものであるから、これを当期の損益計算に計上するとともに貸借対照表の資産の部に計上しなければならない。
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Re: 清算表における未払費用と未収収益 ( No.3 ) |
- 日時: 2008/10/17 11:51
- 名前: かめ
- ゆとり、さん
ありがとうございます! とても理解できました。
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