Re: 勘定科目について ( No.1 ) |
- 日時: 2008/10/29 16:33
- 名前: 開哉散
- まず、設問の確認です。
@前月給与支給の際、社会保険料としてa円控除しなければならなかったところ、 b円(0<b<a)しか控除しなかった。 A当月の社会保険料納付時、2a円を納付した。
以上を前提として、@Aの仕訳は、
@(借)給料 c (貸)社会保険料預り金 b 現金 (c−b)
A(借)社会保険料 2a (貸)現金 2a 社会保険料預り金 b 社会保険料 b
となりますね。よって、当月の社会保険料は(2a−b)円が 計上されたことになります(本来はa円でなければならない。)。
さて、この修正のためには、当月給料において
当月分+前月不足分=a+(a−b)=(2a−b)円
を控除することになります。そこで、この仕訳は、
B(借)給料 c (貸)社会保険料預り金(2a−b) 現金 (c−2a+b)
となり、翌月の納付時は、
C(借)社会保険料 2a (貸)現金 2a 社会保険料預り金(2a-b) 社会保険料 (2a-b)
となります。
ここで、AとCを合算する(=2ヶ月分にまとめる)と、
D(借)社会保険料 4a (貸)現金 4a 社会保険料預り金b+(2a-b) 社会保険料 b+(2a-b)
であり、2ヶ月トータルで正常に戻ることがわかります。 3人分の金額であれば僅かでしょうから、この処理で十分と考えられます。 要するに、特別な仕訳は必要なく、金額を変えるだけでよいということです。
ただし、当月の社会保険料計上額も厳密に修正したいのであれば、Aの際に
A´(借)社会保険料 2a (貸)現金 2a 社会保険料預り金 b 社会保険料 a 社員立替金 (a-b)
として、Bにおいて
B´(借)給料 c (貸)社会保険料預り金 a 社員立替金 (a−b) 現金 (c−2a+b)
とすればよいでしょう。
以上でいかがでしょうか。
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Re: 勘定科目について ( No.2 ) |
- 日時: 2008/10/29 16:55
- 名前: 初心者
- DEAR:開哉散さん
分かりにくい説明だったのに理解して ・・・丁寧に教えてくださって、本当に ありがとうございます。 まずは教えてくださったことを納得する まで、考えて頑張ってみます。
ありがとうございました。
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Re: 勘定科目について ( No.3 ) |
- 日時: 2008/10/30 08:38
- 名前: 初心者
- あのですね、もともと納めるべきだった額に足らなかった
額を個人から徴収(9月分)したという事だったの ですが、 その金額を通帳(事業主)に会計上?戻した場合は、 どう なるのでしょうか?もし良かったらまた教えてください。
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Re: 勘定科目について ( No.4 ) |
- 日時: 2008/10/30 12:10
- 名前: 開哉散
- 初心者さん、こんにちは
お尋ねの内容は、 翌月の追加天引きでなく、不足分を社員から現金で徴収して、直ちに預金した ということでしょうか。
そうであれば、その仕訳は、
(借)現金預金 (a-b) (貸)社会保険料預り金 (a-b)
ですよね。
さて、これが当月納付時の前であれば、返信No.1のAは、
A(借)社会保険料 2a (貸)現金 2a 社会保険料預り金 (b+(a-b)) 社会保険料 a
となります。
当月納付時の後であれば、Cがそのままあてはまります。
以上でいかがでしょうか
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ありがとうございます。 ( No.5 ) |
- 日時: 2008/10/30 12:49
- 名前: 初心者
- 開哉散さん★こんにちは
そうなんです、現金で徴収して預金しました。 なるほど〜!!そのような仕訳になるのですね。 分かりました♪お忙しい中・・・・・ 昨日に引き続き分かりやすく丁寧に教えてくださって ありがとうございました。
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