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3級 貸倒引当金について
日時: 2008/11/05 21:34
名前: ちえ 

はじめまして。質問させていただきます。
あるテキストで「受取手形および売掛金の期末残高に対して、4%の貸倒引当金を差額補充法により設定する」とありました。

受取手形54000、売掛金45500、貸倒引当金の設定額3980、貸倒引当金の期末残高900円
貸倒引当金繰入/貸倒引当金 3080
までは順当に解けたのですが、解答ページの穴埋めには、
BS表
受取手形   54000
貸倒引当金  2160   51840
売掛金    45500
貸倒引当金  1820   43680
PL表
貸倒引当金繰入 3080
とありました。
PLの貸倒引当金繰入はわかるのですが、BSの貸倒引当金に相当する数字がいったい何を指すのかさっぱりわかりませんでした。解説ページにものっていなかったので、どなたかに教えていただけたら幸いです。
また、このような出題形式は初めて見たのですが、よくある形なのでしょうか?

宜しくお願い致します。

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Re: 3級 貸倒引当金について ( No.1 )
日時: 2008/11/05 23:54
名前: にむ 

受取手形54000、売掛金45500の各々に4%を乗じると2160と1820になります。
Re: 3級 貸倒引当金について ( No.2 )
日時: 2008/11/06 02:00
名前: 開哉散 

にむさんのコメントに補足いたしますと、

  受取手形   54,000
  貸倒引当金   2,160   51,840
  売掛金    45,500
  貸倒引当金   1,820   43,680

というB/Sの表示で、51,480と43,680は、それぞれ受取手形と売掛金の資産としての
正味の価値を示しています。
貸倒引当金は「回収不能となる見積額」でしたよね。
ということは、受取手形については、帳簿上54,000あっても、51,840しか現金化できないことを意味します。
すなわち、正味の価値は51,840であるということです。
そして、貸借対照表には、この正味の価値を明示しなければならないことになっています。
だから、この形は「よくある形」ではなく、「正しい形」といえます。

ついでながら、貸倒引当金は、このように「資産を評価し直す」という意義から、
「評価勘定」なるものに分類されます。いわば、資産勘定の付属品のようなもので、負債勘定には分類されないことに注意しましょう。
Re: 3級 貸倒引当金について ( No.3 )
日時: 2008/11/06 12:44
名前: ちえ 

にむさん、開哉散さん、ありがとうございます!

本来ならば「貸倒引当金」とひとくくりにしないで、受取手形と売掛金それぞれに○%の貸倒引当金を設定しなくてはならないのですね?
いつも「受手と売掛の和」に対する貸倒引当金、というイメージでしか問題を解いていませんでした

丁寧に回答してくださってありがとうございました!

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