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商品勘定のの決算整理について
日時: 2009/02/07 16:38
名前: だいちゃん 

商品勘定の決算整理が理解できません。
なぜ、こうなるのでしょうか?

次の商品の3勘定から、決算に必要な仕訳を示し、各勘定の記入面をしめしなさい。勘定は締め切らなくて良い。ただし、期末商品棚卸高は\460,000である。なお、商品売買益(あるいは損)はいくらであるかをこたえなさい。

(1)(借方)仕入350,000   (貸方)繰越商品 350,000
(2)(借方)繰越商品  460,000 (貸方)仕入 460,000
(3)(借方)売上 1,560,000 (貸方)損益 1,560,000
(4)(借方)損益 870,000  (貸方)仕入 870,000

純売上高−売上原価=売買益
1,560,000−870,000=690,000

売上原価=純仕入高+前期繰越高−期末卸高
870,000=980,000+350,000−460,000
前期繰越高を仕入に振替えたり、期末卸高を繰越商品へ振替えたり良く理解できません。
特に、(3)(4)に至ってはなぜこうなるのか全く理解できません。
多分、式にあわせての仕訳だとは思うんですが・・
(1)(2)(3)(4)の意味が良く理解できません。

すみませんが、解説をお願いします。

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Re: 商品勘定のの決算整理について ( No.1 )
日時: 2009/02/07 20:38
名前: きみかず 

前期繰越高=前の期に売れ残った商品
純仕入=今の期に仕入れた商品
期末商品棚卸高=今の期に売れ残った商品
売上原価=売れた商品
(1)(2)の「仕入」は言葉の意味どおりの仕入ということではありません。売上原価を指しています。勘定科目の簡略化のためです。いちいち、売上原価という勘定科目を使わなくて済むように・・・決算整理の段階で、言葉の意味どおりの「仕入」から売上原価を示す「仕入」に変身します。
(1)は前の期に売れ残った商品を加える仕訳
(2)は今の期に売れ残った商品を抜く仕訳
売上原価の計算式どおりのことをやっています。
(3)(4)は決算整理仕訳ではありません。決算振替仕訳と言います。
(1)と(2)で売上と仕入(売上原価)が求められただけ、利益を求める仕訳をしなければなりません。それが(3)と(4)です。利益を求める勘定科目として「損益」という勘定科目を使用します。
損益の益(収入)が156万、損益の損(支出)が87万、売買益を求める計算式のとおりの仕訳をおこなうわけです。
問題文に決算でおこなう仕訳とありますので、整理と振替の両方を書くことになります。
簿記一巡の一番大切なところです。ところが、税理士試験を受験しようかというような人でも、よくわかっていない人がいます。3級でも毎回出題される理由がここにあります。
機械的に暗記という手段で検定はパスできますが、上級の勉強になると通用しなくなります。頑張ってください。この説明でわかるかな?
Re: 商品勘定のの決算整理について ( No.2 )
日時: 2009/02/11 00:33
名前: だいちゃん 

わかりました。ありがとうございます。
試験日までに何度も読み込みます。

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