Re: 勘定科目を覚えなくてはいけないのでしょうか? ( No.1 ) |
- 日時: 2009/05/14 22:28
- 名前: 開哉散
- ドンちゃんさんの仰るように、初学の段階では仕訳をできるようになることが極めて重要です。
そのための方法はそれぞれの人によるでしょうから、勘定科目の区分を丸暗記することが悪いと 一概には言えませんが、得策とは思えません。
勘定の5分類(資産・負債・純資産・費用・収益)のイメージが理解できれば、 各勘定科目がどの分類になるかの当てはめは自然とできるようになると思います。 ここで、「自然と」というコトバが実はミソです。そうなるためには、あまり深く考えずにバリバリと仕訳問題をこなしていくのが上策で、 ある時点で、理解できているご自身に気づかれることでしょう。
ぜひ頑張ってください
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Re: 勘定科目を覚えなくてはいけないのでしょうか? ( No.2 ) |
- 日時: 2009/05/15 14:12
- 名前: CANNOT
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- いずれ覚える必要はあります。が、無理に覚えるのは本末転倒です。無理なく、よく使うものぐらい覚えるのがよいと思います。
基本の5勘定の区分については、おそらく自然に覚えることができるので、仕訳の問題をたくさんする事をお勧めします。自分は今日仕訳5問したなら明日は+2づつしていって、最大は一日20問はとくようにしていました。仕訳をすれば勘定については覚えられるのではないでしょうか?
あと精算表を使えば分かりますよ。結構覚えられるようです。(自分は知りませんが)
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Re: 勘定科目を覚えなくてはいけないのでしょうか? ( No.3 ) |
- 日時: 2009/05/15 16:16
- 名前: ドンちゃん
- 自分の場合、例)大阪商店は商品8000円を仕入、現金で払った。
パターン化されたかのように、 借方に仕入8、000が立って
つぎに、借方に現金8、000と書きます。
最後に、これで良いのかを判断するんですが・・
皆さんも、こんな感じですか? これが何回も繰り返し仕訳をやっているうちに、自然にって事なんでしょうか?
ただ、時々、複雑な仕訳が入ってきたりするので、勘定科目とその区分を覚えたほうが良いのかなぁって思ったんですが・・・。
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Re: 勘定科目を覚えなくてはいけないのでしょうか? ( No.4 ) |
- 日時: 2009/05/15 20:36
- 名前: CANNOT
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- 仕訳をするのは、最初は機械的で結構だと思います。(本当は、駄目でしょうけど。)
自分は、仕訳が基礎だと思っています。(本当に基礎なんだけど、簿記の受験前の最後の勉強時に仕訳すら理解していない「馬鹿(表現きびしいけど)」がいるもので)
仕訳ができなければ、それ以上ができるなんて思わないことです。仕訳で「借方」「貸方」(最近はこれすら分かってないやつもいるのです)「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」(絶対に覚える、っていうか自然にわかる。)は、絶対に覚えられます。
なぜか、
例 固定資産の売却 備品(100,000)を売った。間接法で累計額は、80,000。代金30,000現金でうけとった。当期の減価償却は無視する。
累計額 80,000/備品 100,000 現金 30,000/売却益 10,000
答えはこうですよね。機械的にやっていても分かりますけど、基本の分類が分かってないと、本当は解けませんよね。
もしこれを機械的に覚えていて、
備品(100,000)を売った。間接法で累計額は、80,000。代金10,000現金でうけとった。当期の減価償却は無視する。
累計額 80,000/備品 100,000 現金 10,000 ? 10,000
って、ちゃんと理解していない人は、
売却損益 がでている。ってわかっていなければいけないのに、売却益が出た時の処理方法しか、わかってなく、しかも機械的にしているため、通り一遍等の答えしかできないし、何をしているのかもわかってないので、?になってしまう。
例2 手数料10,000を小切手で受取った。
現金 10,000/受取手数料 10,000
これを覚えさせて、しばらくして少しひねった問題を出す。
手数料10,000を受取った。これにより現金が10,000増加した。
受取手数料 10,000/? 現金 10,000
こうなってます。(駄目じゃん)
聞いたところ、手数料をうけとったから、借方
だと言うことです。理由にすらなってません。
(以後次のレス)
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Re: 勘定科目を覚えなくてはいけないのでしょうか? ( No.5 ) |
- 日時: 2009/05/15 20:48
- 名前: CANNOT
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>
- 続き
現金については大体理解しているようです。(皆)
でも受取手数料って資産?みたいな状況になってます。これは、受取=借方という構図が、頭の中にできているからです。
受取≠借方なのに受取=借方となります。これは教え方が悪かったためです。
まず複式簿記とは何かということが理解できていない。すべてが結合しています。簿記は、二つ以上の情報を処理しているのに、すべての情報を1つに束ねようとしています。
つまり勘定の分類関係なく、その条件(今は受取)をゆうせんして、おそらく使うであろうという勘定をとにかく書くだけです。なので使う勘定は正しく使っているのに、その勘定の使い方がわからない。ためこのような事がおきます。
勘定の使い方が分かる=仕訳ができる
だと思います。
この勘定の使い方が、資産・負債・純資産・収益・費用 の分類です。
資産は何か、といわれると、大体はまず 形の在るもの と答えます。
現金 備品 建物 ・・・全部形としてありますよね。でも 売掛金 当座預金 は形が明確ではありません。なので分からない。っていうのが多いようです。形がない資産を理解できれば、資産については把握できます。これは、また次に言及します。
で 負債・純資産です。
純資産はなかなか出てこないので、今回は負債をメインに話します。
負債=形のないもの です。(形が在るかないかでいうと。)この 形がないもの が把握できない、理解できない。 なぜなら 資産の一部を除き 形がないからです。なので混ざる。形がないので、理解ができない。わからない。 全部一緒でしょ。 なようです。
続きは、次回です。(時間が来てしまいました。明日またお話します。肝心なところはまだ話してないので)
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Re: 勘定科目を覚えなくてはいけないのでしょうか? ( No.6 ) |
- 日時: 2009/05/16 22:01
- 名前: ドンちゃん
- 待ってます。
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Re: 勘定科目を覚えなくてはいけないのでしょうか? ( No.7 ) |
- 日時: 2009/05/17 18:35
- 名前: CANNOT
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- すいません昨日は時間がありませんでした。
っで続きです。
まぁこのあとも続きますが
負債・純資産・収益・費用 は形がなくこんどうしやすいです。なので仕訳をしたときにくるはずのないところにその勘定がきていますよ。っていう状態になります。
これを覚えるということで、まず例1(1ってついてないけど)だと
固定資産売却益と固定資産売却損を収益と費用と正しく認識していたら、?がでてくることは、ありません。
例2も受取手数料を収益だと正しく認識していたら、借方に来る事もありませんでした。
でも常識的に考えて、ものを売ったらその差額は収益か費用になるって分かりますよね?
なのでその常識を理解できていれば、
ああ、?だけど普通に売却損益だから固定資産売却損がはいるんだな。売却したら損益だからこの勘定は収益か費用だよな。だとしたら、これは損失だから、これは費用だよな。
って言う風に分かるはずです。(はずなのです。)
なので仕訳を繰り返せば、勘定の分類は自然に身につくはずなのです。(はずなの。)
常識的に考えれば、つくはず、簿記だから、勘定だからといって、無機質に勘定を覚えれば、それが何なのか分からなくて当然。でも、そこに常識を混ぜたら、売却損益が、資産や負債でないぐらい分かりますよね。
っていうのが、私の持論です。高校生の戯言なので、きにしないでください。
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Re: 勘定科目を覚えなくてはいけないのでしょうか? ( No.8 ) |
- 日時: 2009/05/19 08:40
- 名前: (~〜~)
- このお題でよくここまで書けるものだ…
大したものだ。
ある意味、入門者、初心者には端的に答えてあげるほうが 親切な場合が多いかもね。ネットでは、文章だけのコミュニケーションでは誤解される時もよくあるけど…
6月の試験頑張ってね。
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