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第110回 第5問について質問
日時: 2009/06/10 11:29
名前: 大志マン 

独学で日商簿記3級の勉強をしている者です。
この回の第5問は精算表の推定問題ですが、中文の2に売上値引¥2,000が広告宣伝費として処理されていた。とあり、解説では
(借方)売上 2000  (貸方)宣伝広告費 2000
と説明がありましたが、理解できませんでした。

私の中では、売上値引きは売掛金で処理すべきものと考えており、
(誤)
(借方)売上 2000  (貸方)宣伝広告費 2000
(反対仕訳)
(借方)宣伝広告費 2000  (貸方)売上 2000
(正)
(借方)売上 2000  (貸方)売掛金 2000

結論
(借方)宣伝広告費 2000 (貸方)売掛金 2000
になるのではと思っています。

通常、訂正仕訳の勘定科目そのものの間違いの場合
誤った仕訳を貸借反対に仕訳して取消した後、
正しい仕訳をした上で、「取消仕訳」と「正しい仕訳」を合算または相殺するものと覚えていますが、
この問題の場合、どのような形になっているのでしょうか。どなたかお分かりになられるかたがいらっしゃいましたら、教えて下さい。宜しくお願い致します。

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Re: 第110回 第5問について質問 ( No.1 )
日時: 2009/06/10 22:41
名前: まぼ 

大志マンさんの記述されている、中文の2に売上値引¥2,000が広告宣伝費として処理されていた。
からは二つの誤仕訳が推測されます。
一つ目は
売上2000/宣伝広告費2000
二つ目は
宣伝広告費2000/売掛金2000
と、売上値引きの誤仕訳といった情報から二つの誤仕訳の可能性が読み取れます(どっちを誤記入していたか明確にしていない為)。

ですから、こういった両方考えられる様な推定問題の場合でしたら、精算表の中に第二ヒントがあるものと思います。
例えば、修正欄の宣伝広告費貸方に 2000 の記入があるとかです。
今一度精算表をよく見てみてください。
解答の仕訳が正解だと理由づける記述、もしくはその解答でなければ数字が合わない様な、が何かしらの記入が既にあると思いますよ。
Re: 第110回 第5問について質問 ( No.2 )
日時: 2009/06/13 01:08
名前: タケ 

もうちょっと簡単に考えてしまえば、正しい仕訳をまず書いた上で誤記入されているものを比較して、「足りないものをプラスして、余計なものを減らす」と考えてみたらどうですか?

この場合ですと、元々増減するはずのない宣伝広告費が出ていたならば、反対側に書いて無くす。足りないもの、「売掛金」を書く。売上はそのままだ!といった感じで。

他の方法としては、まぼさんのおっしゃる通りで、推定型の精算表では元々書かれている数字の中にヒントがある場合が非常に多いです。

試算表や精算表は、焦るとミスが連鎖する可能性もあり、あとあと見直しが利きづらいというのがあるので、慣れればそんなに時間もかかりませんし確実に得点していくことが大事かと私は思います。

頑張ってください。
Re: 第110回 第5問について質問 ( No.3 )
日時: 2009/06/13 11:50
名前: massive 

宣伝広告費じゃなくて広告宣伝費ですね。

問題は持ってるけど解いてないので断言は出来ませんが、
前T/Bの広告宣伝費か売上のどちらかが前T/Bの貸借差額で求まるのなら、前T/BとP/L欄を比較すれば判断できます。
でも、どちらも空欄になっているので、精算表から読み取るのは無理そうです。

広告宣伝費は費用なので借方科目です。
仕訳を間違うにしても、費用を貸方にするのは抵抗があります。
借方の売上の代わりに借方を広告宣伝費としてしまったと考える方が自然です。

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