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現金過不足と勘定記入
日時: 2009/10/11 12:18
名前: ラニタマ 

 初めまして、独学で簿記3級を勉強している者です 。TAC出版のスッキリシリーズの教科書と過去問を使っています。次の2問について、詳しく教えていただければと思いまして、書き込みます。どうか宜しくお願い致します。
【1】現金過不足の問題:決算にあたり、現金の手許有高を調べたところ、帳簿残高は280,000円、実際有高は275,000円。この現金過不足のうち、3,300円は従業員個人の交通費が店の現金で肩代わりして支払った取引が未記帳であると判明したが、残りの現金過不足額の現金は不明である。
答え:立替金3,300 現金5,000
   雑損1,700
 疑問は、なぜ右貸方の勘定科目は現金過不足ではないでしょうか。
【2】現金過不足の問題:現金の実際有高が帳簿残高より11,000円不足していたため、かねて現金過不足勘定で処理しておいたが、その原因を調査したところ、通信費29,000円が記入漏れであること、ならびに保険料の支払額69,000円を96,000円と誤記入していたことが判明。なお、残額については原因不明のため、雑損または雑益として処理することとした。
 2問目はどういう考え方で進めていけばいいかぜひアドバイスをお願い致します。

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Re: 現金過不足と勘定記入 ( No.1 )
日時: 2009/10/12 00:11
名前: 簿記3級2級勉強中 

私も勉強中なので、説明下手かもしれませんが・・
問@ですが、


現金過不足勘定というのは、一時的なお金のズレを解消する為に使用する勘定ですです。

この問題では、決算時に現金過不足が発生している為、現金過不足勘定を使わずに、そのまま決済整理仕訳を行っているということです。


決算前に現金過不足を使って処理をしている場合は、現金の部分はラニタマさんのおっしゃっているとおり、現金過不足勘定を使用します。


ようは、現金過不足が決算の時にはじめて出てきたから、わざわざ、現金過不足勘定で処理して・・・ということはしなくて良い・・する必要がないという事ですが・・・

分かりましたでしょうか??
Re: 現金過不足と勘定記入 ( No.2 )
日時: 2009/10/12 00:25
名前: 簿記3級2級勉強中 

問2ですが・・

まず通信費の記入漏れを記入させるとして・・

通信費  29000   /   現金など29000

次に、保険料仕訳の間違いを訂正する処理を行います。
@間違い) 支払保険料 96000  /  現金など96000

A修正仕訳) 現金など 96000   / 支払保険料 96000

B正仕訳) 支払保険料 69000   / 現金など69000

A+Bで

    現金など 96000   / 支払保険料 96000
    支払保険料69000   / 現金など 69000


結果

現金など 27000(多く払ったのを回収)   / 支払保険料27000(払いすぎた費用の減少)


最終的に現金過不足を解消(雑損などで)していけばいいかと思います。

わかりずらいかな・・・
Re: 現金過不足と勘定記入 ( No.3 )
日時: 2009/10/12 09:11
名前: ラニタマ 

簿記3級2級勉強中さんへ

詳しい説明、ありがとうございます。
問1で、現金過不足という勘定科目を使わず、現金を減らしたのは決算時にズレを発見したからですね。
問2に関しては修正仕訳を書いてみても答えに結びつかず悩んでましたが、スッキリしました。
本当にありがとうございました。
後一ヶ月、お互い頑張りましょう。

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