Re: 簿記の試験について ( No.1 ) |
- 日時: 2004/01/20 16:27
- 名前: 西郷吉之助
- りょう君、こんにちは。簡単にいえば、主催が違うということかな。この三つとも「複式簿記」を学ぶことなので、簿記の勉強には変わりはない。もっと細かく分類というか、それぞれの特徴をいえば、まず社会的評価、知名度ともに、「日商」がくるかな。簿記検定といえばこの日商簿記をさすことが多い。巷にあふれる簿記のテキスト/問題集は、この日商関係が多いので、独学をするなら日商が、そういった意味では勉強しやすいかも。ちなみに、日商は、「日本商工会議所」が主催。全商は、「全国商業高校協会」が主催だったと思う。つまり、○○商業高校や、○○高校商業科の生徒たちが学校で学んでいる簿記で、一般の我々には、勉強しずらいかも。全経は、「全国経理学校協会」主催。これは、日商よりも、知名度、社会的評価も低め。でも「複式簿記」には変わりなく、日商3級を受けるなら、この全経3級で、基本中の基本をマスターして日商に臨むこともありだと思います。私は、実際この全経3級からはじめました。(現在全経2級。来月全経1級会計受験予定)検定の難しさ(というか範囲の広さかな?)を番づけ低いほうから全経3級→日商3級→全経2級→全経1級工業簿記→日商2級→全経1級会計→日商1級/全経上級となるのでは?全経の1級は会計と工業簿記の2つは、分かれています。当然2つのタイトルを取って正式な1級となります。(どちらかとった後の3回の試験でもう片方を取らなければならない。)日商2級は工業簿記商業簿記を1回の試験で両方とらなければならないので、全経より大変だと思います。ただ、全経1級会計は日商1級の範囲を含むので日商2級の商業簿記よりも範囲が広いです。3級は、独学でも十分いけるので、がんばってください。ただ問題を見比べたとき日商の問題よりも全経のほうが、理解しやすいやさしい出題文のような気がします。引っ掛け問題もないしね。
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返信ありがとうございます!! ( No.2 ) |
- 日時: 2004/01/20 18:52
- 名前: りょう
- 西郷吉之助さんこんなに詳しい説明ありがとうございます。とりあえず、僕も全経3級から挑戦してみようと思います。なにかありましたらその時はまたお願いします。
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Re: 簿記の試験について ( No.3 ) |
- 日時: 2004/01/21 12:45
- 名前: 西郷どん
- りょう君たびたびこんにちは。吉之助です。答え忘れました。補足します。全経関係のテキストはないので,実教出版の「新簿記」もしくは、「簿記T」多分今は「新簿記」で出版されていると思いますが,実教出版のホームぺジ(アドレスは,ヤフーその他の検索エンジンで、実教出版で、アクセスすればいい。)で調べてみて下さい。商業高校で使ってる教科書ですので,一般の書店の店頭にはありませんので、個人的に取り寄せになると思います。これは、前に話した全商主催の教科書なので,若干勘定科目なども違うところがありますが,全経用のテキスト代わりにはなります。それから,問題集ですが、英光社からでている問題集がいいです。とりあえず,その教科書と、英光社の問題集(完全分類全経簿記3級と、全経簿記3級ワークブック)を手元において勉強を進めてみてください。これで,独学でも十分対応できると思います。また、わからない点、問題についての質問どんどん聞いてください。僕もどんどん答えますので,遠慮なくどうぞ。
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