Re: 買入手数料 ( No.1 ) |
- 日時: 2004/04/10 15:13
- 名前: うんえ
- >@借方;売買目的有価証券として\592,000というのが答えですが、売買目的有価証券と買入手数料に分けることはできませんか?
できません。取得原価とは取得時の支出額ですので、取得に要した支出額である買入手数料は取得原価に含めなければいけません。
>A買入手数料という勘定科目はありませんか? 自己株式の取得や処分に要した手数料なら支払手数料で処理します。また、売却時の手数料であれば支払手数料で処理する方法もあります。それ以外は取得原価に含めたり、売却損益に含めたりします。
>B勘定科目というのはどこかに一覧表でもあるのですか、誰がどうやってきめ、公にしていますか 企業が帳簿上扱う勘定科目名は、それぞれの企業の勝手です。公表用財務諸表上の表示科目が適正であればそれでよいのです。
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Re: 買入手数料 ( No.2 ) |
- 日時: 2004/04/10 16:13
- 名前: あっちゃん
- うんえ様、ありがとうございます。
しかし、不思議なお名前ですね。どういう意味ですか? さて、「取得原価とは取得時の支出額」とありますが、これだけで買入費用を付随費用とする理由になるのでしょうか?例えば、壊れ易いもので特殊な梱包、運搬に膨大な費用がかかったとします。そういったとき、会社は本当の仕入値を計上したいと思うかもしれません。また、債権者ごとに支払うのですから借方も貸方もそれぞれ取引単位に書きたいという会社もあるかもしれません。「取得原価とは買入価格と買入手数料の和とする」という会計基準でもあるなら別ですが、そうでないなら、仕入と買入手数料と二段書きを会社の選択でしてもいいのでは?と思ってしまします。四月から勉強始めた者ですので、なにもわからず、生意気でごめんなさい。一つ一つ納得しなきゃ進めない性格なので、どうか許して下さいね。
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Re: 買入手数料 ( No.3 ) |
- 日時: 2004/04/10 18:10
- 名前: みうら
- 取得のための費用は、すべて取得原価です。
ただし、やむを得ない事情があり、個別に計算 できない費用で、取得原価の3%未満なら、経費に できます。ーー仕入限定ですが。
たとえば、倉庫費用・保険料・店舗間の移動費用 などで、年間契約しているなどの場合です。
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Re: 買入手数料 ( No.4 ) |
- 日時: 2004/04/10 18:12
- 名前: みうら
- 手数料の誤謬が、かなり期間経過後に判明して、
返金・追加支払いした場合は、継続適用を条件に 取得価格の調整ではなく、費用・収益にもできます
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Re: 買入手数料 ( No.5 ) |
- 日時: 2004/04/10 18:16
- 名前: みうら
- 某社は、昭和15年に、某社を吸収合併したが、
某土地を失念していた。 この度、判明したので、当時の合併差益の修正を 行う。 というのは、大変でしょ。
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Re: 買入手数料 ( No.6 ) |
- 日時: 2004/04/10 18:51
- 名前: あっちゃん
- みうら様、ありがとうございます。
ところで、上記の取得原価の3%以内なら・・・ という基準は、どこに書かれたものですか? 「勘定記入に係る準則」というのはありますか?
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Re: 買入手数料 ( No.7 ) |
- 日時: 2004/04/11 00:15
- 名前: うんえ
- >仕入と買入手数料と二段書きを会社の選択でしてもいいのでは?と思ってしまします。
商品の仕入についても、付随費用は取得原価に算入します。その理由は、「費用収益対応の原則」という少々難しい話になってしまいますが、つまり利益計算をより正確に行うためです。 とりあえず初めは、商品の購入代金と付随費用はどちらも購入するためにお金を払った(またはこれから払う)ことに違いは無いから、区別せず取得原価に含める、と、おさえておけばよいと思います。 ちなみに固定資産を購入した際も同様です。
>四月から勉強始めた者ですので、なにもわからず、生意気でごめんなさい。 四月から始めたばかりでここまで突っ込んだ質問ができるのは優秀だと思います。経理の仕事でもしてらっしゃるんでしょうか。
>一つ一つ納得しなきゃ進めない性格なので 僕も同じ性格です。
>しかし、不思議なお名前ですね。どういう意味ですか? それはヒミツです。
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Re: 買入手数料 ( No.8 ) |
- 日時: 2004/04/11 10:46
- 名前: あっちゃん
- うんえ様、ありがとうございます。でも、まだ、疑問があります。仰られる「利益計算を正確に行うため」なら、貸し借りを正確に振り分け、勘定科目は細分化する〜ということではないですか?
「利益がでないな?なんでや。仕入れが高かったんと違う?おっと、この買入手数料、なんでこんなに高いんよ。ここだよ、ここ、だから儲けがでんのよ」という会話を提供する元帳であって欲しいと 、本当に生意気で申し訳ないのですが、思ってしまいます。 私の仕事が経理の仕事ですか?とのことですが、まるっきり違う仕事なので、トンチンカンなことばかりです。ごめんなさい。仕事は法律です。民法や商法のことなら、少しはお答えできます。法律の学習者のために、こういうサイトありませんね。あったら、みなさんさぞ喜ぶことでしょう。
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Re: 買入手数料 ( No.9 ) |
- 日時: 2004/04/11 19:28
- 名前: みうら
- 税務署が決めています。
たぶん、基本通達あたりでは。 未確認。
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Re: 買入手数料 ( No.10 ) |
- 日時: 2004/04/12 00:30
- 名前: うんえ
- 適正な利益計算のための費用収益対応の原則とは、獲得した収益に対して、その収益獲得に貢献した費用を対応させて利益計算を行うことを要請するものです。
例えば期末に商品の売れ残りがあり、それが次期に販売されるケースを想像してみてください。取得原価に付随費用を算入すれば、付随費用のうち期末商品に相当する分については自動的に費用化が次期に繰り越されます。そうすることで次期に獲得する収益と対応させることができます。算入せずに一括して当期の費用とすると、当期の費用負担が大きくなり、逆に次期の費用負担が軽くなり、これでは適正な利益計算が行えません。 説明べたでしたが、不明な点があればご指摘ください。
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Re: 買入手数料 ( No.11 ) |
- 日時: 2004/04/12 00:39
- 名前: うんえ
- >仰られる「利益計算を正確に行うため」なら、貸し借りを正確に振り分け、勘定科目は細分化する〜ということではないですか?
「利益がでないな?なんでや。仕入れが高かったんと違う?おっと、この買入手数料、なんでこんなに高いんよ。ここだよ、ここ、だから儲けがでんのよ」という会話を提供する元帳であって欲しいと 、本当に生意気で申し訳ないのですが、思ってしまいます。 そこまで想像力を働かせるなんてすごいです。僕も実務に携わったことは無いので分かりませんが、多分簿記用の会計帳簿以外にも、詳細なデータは管理されており、コスト削減のための管理が可能なんじゃないかと思います。なければ会計監査などが行えませんし、企業の有するデータが会計帳簿のみとは考えられません。簿記はあくまでも外部公表用の財務諸表の作成の基礎となるデータを作成するものだと思います。
>法律の学習者のために、こういうサイトありませんね。あったら、みなさんさぞ喜ぶことでしょう。 僕は生意気にも会計士を目指して勉強してる身なので、商法にも悪戦苦闘しています。あったらいいですね。
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