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為替手形の振出人の仕訳
日時: 2004/05/13 19:32
名前: なべーん 

為替手形の振出人の仕訳でこのような例題がありましたが、理解できません、

例題
奈良商店は
@桜井商店から商品550,000円を仕入れ、代金支払いのため、A桜井商店に対する買掛金支払いのため、かねてより売掛金のある宇治商店あての為替手形550,000円を振り出し、宇治商店の引受け承諾を得て、桜井商店に渡した。

@の仕訳
借方       貸方
仕入  550,000  売掛金 550,000

Aの仕訳
借方       貸方
買掛金 550,000  売掛金 550,000

このような仕訳でしたが、なぜ2つの売掛金が仕訳にあるのでしょうか、1つはかねてよりある宇治商店の売掛金というのはわかりますが、もう1つの売掛金が仕訳の貸方にくるのはなぜですか、

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Re: 為替手形の振出人の仕訳 ( No.1 )
日時: 2004/05/13 21:28
名前: ルイビー 

問題の日本語表現がまずかっただけでは〜。つまり「@の場合の為手振り出し、Aの場合の為替振り出し、それぞれの場合の仕訳を示しなさい。」という意味でしょう。@とAは合わせて一つの取引ではなく、別々のケース。

 @桜井商店から商品550,000円を仕入れ、代金支払いのためかねてより売掛金のある宇治商店あての為替手形550,000円を振り出し、宇治商店の引受け承諾を得て、桜井商店に渡した。
     仕入  550,000  売掛金 550,000

 A桜井商店に対する買掛金支払いのため、かねてより売掛金のある宇治商店あての為替手形550,000円を振り出し、宇治商店の引受け承諾を得て、桜井商店に渡した。
     買掛金 550,000  売掛金 550,000
Re: 為替手形の振出人の仕訳 ( No.2 )
日時: 2004/05/13 21:33
名前: まーぼー 

こんばんは、

@の仕訳
借方       貸方
仕入  550,000  売掛金 550,000

ですが、貸方は買掛金では。

Re: 為替手形の振出人の仕訳 ( No.3 )
日時: 2004/05/13 21:45
名前: まーぼー 

ダウンしました。
この仕訳はそもそも別のものでして

1、仕入550,000  買掛金550,000  
2、買掛金550,000  売掛金550,000  

として、買掛金を相殺するのです。
あくまで一つの仕訳ではありませんので
別の仕訳と思ってください。
あまり説明が上手くなくてすいません。
Re: 為替手形の振出人の仕訳 ( No.4 )
日時: 2004/05/13 22:50
名前: ルイビー 

えっと、もし仮にですね、
@桜井商店から商品550,000円を「掛で」仕入れました。
A桜井商店に対するその買掛金支払いのため、かねてより売掛金のある宇治商店あての為替手形550,000円を振り出し、宇治商店の引受け承諾を得て、桜井商店に渡した。
 であれば、当然、まーぼーさんの仕訳のとおり
@仕 入550,000  買掛金550,000  
A買掛金550,000  売掛金550,000 ですよね。
 もしこれを相殺してしまうと、
仕入  550,000  売掛金 550,000 という、なべーんさんの引用した例題・解答仕訳のうち@だけになってしまいますし、そもそも掛を経由しているのであれば、掛の記録を消してしまうと誤りになります。また掛で仕入れ、「即座に(同時に)」それを払う場合は、そもそも掛でない(掛を経由する意味がない)でしょう。例題@のケースは、仕入代金は即、宇治商店への為手振り出し(売掛金放棄)で「払っている」訳で、掛でないのでは。

 やはり、例題の文面どおり 
@「仕入れ代金の支払いのため」 A「買掛金支払いのため」と、場合分けで並列しているのでしょう。だからこそ、なべーんさんの疑問「このような仕訳でしたが、なぜ2つの売掛金が仕訳にあるのでしょうか」が生じた訳で、なべーんさんが解答を間違えてアップしたとは思えないのですけれど〜。
Re: 為替手形の振出人の仕訳 ( No.5 )
日時: 2004/05/14 00:00
名前: なべーん 

ルイビーさん、まーぼーさんありがとうございます。

例題はそのまま写しました。ルイビーさんの言うとおり例題は二つのケースと言うことのようです。これで理解できました。難しく考えすぎるんですかねー、混乱してしまいました。一つの取引で何でかなと思いました。
また混乱した際は宜しくお願い致します。
これに懲りず温かく見守っていただければさいわいです。

Re: 為替手形の振出人の仕訳 ( No.6 )
日時: 2004/05/18 14:03
名前:  西村丈治  < >

(日)の取引の仕訳

(1)為替手形の振出人       奈良商店
(2)為替手形の名宛人(引受によって支払人)
                  宇治商店
(3)為替手形の名指人(受取人)  桜井商店

(1)振出人である奈良商店の行なう仕訳
  仕入 550,000 売掛金 550,000

(2)名宛人である宇治商店の行なう仕訳
 買掛金550,000 支払手形 550,000

(3)受取人である桜井商店の行なう仕訳
 受取手形 550,000 売上 550,000

 (月)の取引の仕訳
(1)振出人である奈良商店の行なう仕訳
  買掛金550,000 売掛金 550、000

(2)引受人である宇治商店の行なう仕訳
 買掛金550,000 支払手形 550,000

(3)受取人である桜井商店の行なう仕訳
受取手形 550,000 売掛金 550,000

 つまり手形関係の当事者である奈良商店、宇治商店、桜井商店のそれぞれが為替手形の振出によってどのような影響を受けるかを常に考えていますと為替手形の処理についての実力は飛躍的に向上するといえるのではないでしょうか。


Re: 為替手形の振出人の仕訳 ( No.7 )
日時: 2004/05/21 12:21
名前: なべーん 

西村さん、わかりやすいアドバイスありがとうございます。参考になります。

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