Re: 為手。振出人=受取人のメリ ( No.1 ) |
- 日時: 2004/06/03 12:27
- 名前: 西村丈治
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- 商品を仕入れて買掛金という形で債務を負っている得意先は、商取引の約定にしたがって所定の日に現金を支払ったり、決められた期間の支払手形を振出すのが建前です。
現実には主として資金繰りの事情から買掛金の一部を現金で支払って残額を翌月に延ばしたり、買掛金の一部について支払手形を振出して残額を買掛金のままにしておくことが多いといえます。
このような場合に債権者(売り主)が自らを受取人とする為替手形を振出して得意先にその引受を求めますとそうでない場合に比べて売掛金の回収がスムーズに行われるといえます。
換言しますと得意先が取引の条件に従って買掛金の決済をきちんと行っている場合には、売手である債権者は自らを受取人とする為替手形を振出す必要性は少ないといえるのではないでしょうか。
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Re: 為手。振出人=受取人のメリットについて ( No.2 ) |
- 日時: 2004/06/03 19:53
- 名前: カトリ
- なるほどー。
取引の意味さえ分かれば仕訳もそれほど難しくないのですが、為手は振出人=受取人にする意味が分からず、苦戦していました。 西村さん、どうもありがとうございました。
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