Re: 第103回過去問の精算表について ( No.1 ) |
- 日時: 2004/06/05 23:45
- 名前: 後藤田がうらやましい。
- 当期の費用と収益を正確に記帳するのが簿記です。ですので、会計期間が12月31日まででしたら、12月31日までの費用と収益を記帳します。試算表の欄に支払利息の借方に2250ありますが、それは10月分までの支払利息です。11月分と12月分の支払利息が計上されていないので、見越し計上をします。750円です。ここでのポイントは未払利息が発生すると考えるのではなく、支払利息が発生すると考えましょう。
|
Re: 第103回過去問の精算表について ( No.2 ) |
- 日時: 2004/06/05 23:52
- 名前: 匿名希望
- 今年の5月に借り入れたんですよね。また、利息の支払日が年に2回ありますから、10月に支払われたのは5〜10月分になります。
それが、 ¥90,000×5%×6ヶ月(5〜10月)÷12ヶ月(年利だから12ヶ月)=2250(試算表の利息) になるんです。だから今度は期末時点の12月に、11月〜12月の決算までの利息を計算するんです。 これが未払い利息になるんです。役務の提供を受けているのに対して、今だこちらが相当のお金を払っていないために、損益計算の適正化のため(その他もろもろの諸原則により)にその期間の利息を次期に繰り越して計算します。 そのために、期末に、 ¥90,000×5%×2ヶ月(11〜12月)÷12ヶ月=750となるわけです。 うまくいえませんが大丈夫でしょうか?
|
ありがとうございました! ( No.3 ) |
- 日時: 2004/06/06 01:24
- 名前: バイラ
- 『後藤田がうらやましい。』さん。『匿名希望』さん。大変、親切で解りやすい解答をありがとうございました!!来週まで気を抜かず頑張ろうと思います。また、宜しくお願いします!
|
Re: 第103回過去問の精算表に ( No.4 ) |
- 日時: 2004/06/06 13:07
- 名前: 西村丈治
<
>
- (1)平成14年5月1日の借入時の仕訳
現金 90,000 借入金 90,000
(2) 平成14年10月31日の仕訳 支払利息 2,250 現金 2,250
(3)平成14年12月31日の決算整理仕訳
支払利息 750 未払利息 750
平成14年11月1日から平成14年12月31日までの金銭用役の費消により支払利息750という費用は発生していますが、支払期日が到来していないために現金の支出という形で残高試算表には表示されていません。
発生主義に基づいて認識、測定された支払利息2ヵ月分はいわゆる費用の見越計上として(厳密には発生主義に基づく修正仕訳)記録されます。 (4)平成15年1月1日の仕訳 未払利息 750 支払利息 750 つまり決算日の翌日に上記のような再整理仕訳が行われます。 このような再整理仕訳を行わない場合には平成15年4月30日に行われる現金による支払利息を認識、記録した次のような仕訳によって 支払利息 2,250 現金 2,250
平成14年11月1日から平成14年12月31日までの支払利息は発生主義によって認識、記録された750と現金主義によって認識、記録された750というように二重計上されるからです。
|
Re: 第103回過去問の精算表について ( No.5 ) |
- 日時: 2004/06/07 18:57
- 名前: 後藤田がうらやましい。
- バイラさん。がんばってください。グットラック!繰延べ、見越しは3級では難しい部類に入るので、しっかり勉強してください。
|