Re: 仕入と商品 ( No.1 ) |
- 日時: 2004/07/05 03:02
- 名前: ひで
- 答えはどちらも正しいです。
仕入 50,000 現金 50,000 という仕訳は「三分法」という会計処理です。三分法とは、「繰越商品」「仕入」「売上」の3つの勘定を使い商品売買を記帳する方法です。よって期末に売上原価を算定する場合は 仕入 ×× 繰越商品 ×× 繰越商品 ×× 仕入 ×× と三分法独特の決算整理仕訳をし当期の売上原価を仕入勘定で算定します。 対して 商品 50,000 現金 50,000 ときる仕訳は「分記法」です。分記法は商品を仕入れたときに借方「商品」ときり、売上げたときに原価で貸方「商品」ときり、同時に貸方「商品販売益」ときる会計処理です。売り上げたときに 売掛金(債権になるもの)×× 商品 ×× 商品販売益 ×× という仕訳がありませんか? 分記法では、売上原価がわかっているため決算整理はしません。日商4級の範囲が分記法で3級の範囲が三分法のはずです。3級を勉強するなら三分法で十分だと思います。実際ほとんど三分法で会計処理されていますから・・・。問題では使われている勘定で判断してください。「仕入」「繰越商品」「売上」があれば三分法、「商品」があれば分記法で。
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