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仕入/繰商、繰商/仕入について
日時: 2004/09/01 10:15
名前: たいぞう 

はじめまして。
もし突拍子もない質問でしたらごめんなさい。

仕入/繰商
繰商/仕入

仕入/期首商品棚卸高
期末商品棚卸高/仕入
でもいいのですか?

といいますのはテキストに

仕入時:仕入5,000/買掛金5,000
販売時:売掛金6,000/売上6,000
決算時:繰商2,000/仕入2,000 <期末商品>
※当期仕入5,000円のうち売れた分の3,000円(売上原価)は費用として仕入勘定の残高に、残った分の2,000円(期末商品棚卸高)は資産として繰越商品勘定の残高になる。」

とあるのですが、期末商品棚卸高勘定は仕訳のどこにでてくるのでしょうか?


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Re: 仕入/繰商、繰商/仕入につい ( No.1 )
日時: 2004/09/01 11:58
名前: a@西村丈治  < >

 商品勘定を3分割した場合には 仕入、売上、繰越商品勘定が用いられます。

 したがって期末の決算に際して仕入勘定を用いて売上原価を算定する場合にはあなたが最初に表示されているように次のように仕訳をします。

 仕入 20,000   繰越商品 20,000

 繰越商品 10,000  仕入  10,000

 つまり仕訳を行う場合には総勘定元帳に設定されている勘定科目を使用します。

 したがって総勘定元帳に設定されていない期首商品棚卸高や期末商品棚卸高という勘定を用いることは正しい仕訳にはなりません。

 仕訳の意味するところは上段の繰越商品(貸方)は期首の繰越商品を表示し、下段の繰越商品(借方)は期末の繰越商品を表示していることは間違いありません。

 しかしそれは仕訳で表示された取引の内容を解釈(認識、理解)する事柄であって取引自体はあくまでも総勘定元帳に設定されている勘定科目を使用しないと正しい仕訳ということはできません。

 なお売上原価は(当期仕入高+期首繰越商品)から期末の繰越商品を差引いて求めます。
 したがって当期仕入高5,000のうち売れた分の3,000は売上原価になるというのは期首繰越商品が存在しない場合にのみ妥当します。

 
Re: 仕入/繰商、繰商/仕入について ( No.2 )
日時: 2004/09/01 17:56
名前: たいぞう 

さっそくのご回答どうもありがとうございます。

意味的には
仕入/期首商品棚卸高
期末商品棚卸高/仕入
でよいが、指定されている勘定科目を使用しないといけないということですね。
どうもありがとうございました。
またよろしくお願いします。

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