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取引について
日時: 2004/10/28 00:21
名前: 素人 

超初歩的な質問です。
取引と貸方・借方について疑問があります。

@取引について・・・交換取引は資産・負債・資本の取引要素だけで成立する取引といい、損益取引は収益・費用の発生に関係する取引、混合取引は交換取引と損益取引とが同時に発生すると、参考書に書いていました。

この参考書の例題に、「費用の発生と資産の減少」は損益取引となっていました。費用と資産が絡んでいるから自分は混合取引ではないかと思いましたが、どうなんでしょう?

A借方と貸方・・・借方には資産の増加、負債の減少といった+のイメージ、貸方には資産の減少、負債の増加といった−のイメージのものがくるのに、なぜ費用の発生は借方、収益の発生は貸方にくるのでしょうか。

以上2点、分かる方教えていただけないでしょうか。
お願いします。

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Re: 取引について ( No.1 )
日時: 2004/10/28 00:47
名前: kaz 

簡単にいうと。
@は、費用が発生しているため、損益取引に該当します。なぜ混合に該当しないかというと、この場合、「費用の発生の為に資産が減った」だけですから、交換取引となる「資産・負債・資本の取引要素だけで成立する取引」が無いからです。

Aですが、簿記は1つの取引を2つ(貸借)の結果で示します、売上などは売上という一つの取引で、資産の増加と収益の発生を同時に捉えるわけですから、この場合、増加・減少側も貸借逆にならなければ複式として機能しません。
Re: 取引について ( No.2 )
日時: 2004/10/28 01:39
名前: 素人 

ご回答有難うございます。

「費用の発生のために」というところが、KEYなのですね。ただ言葉だけを追っていました。

混合取引は、最低3つ以上の勘定科目が存在するこということですか?
Re: 取引について ( No.3 )
日時: 2004/10/28 11:02
名前: kaz 

例示を示しておきますと。

1:借入金、300円を現金で支払った。
借入金 300 / 現金 300

資産・負債・資本の取引要素だけで取引が成立しています。このような取引を「交換取引」といいます。

2:借入金に係る利息20円を現金で支払った。
支払利息 20 / 現金 20

費用の発生があり、交換取引の資産・負債・資本の増減が損益発生要因に係るものだけですので「損益取引」になります。

3:借入金300円を利息20と一緒に現金で支払った
借入金 300 / 現金 320
支払利息 20/

この場合、資産・負債・資本の取引要素での取引の成立と、発生した費用の発生を同時にみることができます。このようなな取引を「混合取引」といいます。
Re: 取引について ( No.4 )
日時: 2004/10/28 12:30
名前: 西村丈治  < >

 複式簿記の基本は 資産 = 負債 + 資本 の形で表示されます貸借対照表等式にあるといえます。

 つまり資産、負債、資本、収益、費用の増減、変化を取引として認識、記録した場合に、上記の貸借対照表等式は常に保持され、貫徹しています。

 お尋ねの費用の発生は借方に記入される理由は、費用の発生は広義の資本の減少をもたらすからです。

 また収益の発生(実現)は広義の資本の増加を齎しますので貸方に記入されます。

 資産 ー 負債 = 資本 ですので借方は常に + のイメージ、貸方は常に - のイメージとは必ずしも言えないのではないでしょうか。
Re: 取引について ( No.5 )
日時: 2004/10/28 23:58
名前: 素人 

取引の件は、大変良くわかりました。有難うございます。

「貸方」に負債の増加に来るのが、いまいちわかりません。複式として機能しないというのはわかるのですが、負債が増える=借りるのわけだから、「貸」方と呼ぶのに抵抗を感じてしまいます。

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