Re: 取引について ( No.1 ) |
- 日時: 2004/10/28 00:47
- 名前: kaz
- 簡単にいうと。
@は、費用が発生しているため、損益取引に該当します。なぜ混合に該当しないかというと、この場合、「費用の発生の為に資産が減った」だけですから、交換取引となる「資産・負債・資本の取引要素だけで成立する取引」が無いからです。
Aですが、簿記は1つの取引を2つ(貸借)の結果で示します、売上などは売上という一つの取引で、資産の増加と収益の発生を同時に捉えるわけですから、この場合、増加・減少側も貸借逆にならなければ複式として機能しません。
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Re: 取引について ( No.2 ) |
- 日時: 2004/10/28 01:39
- 名前: 素人
- ご回答有難うございます。
「費用の発生のために」というところが、KEYなのですね。ただ言葉だけを追っていました。
混合取引は、最低3つ以上の勘定科目が存在するこということですか?
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Re: 取引について ( No.3 ) |
- 日時: 2004/10/28 11:02
- 名前: kaz
- 例示を示しておきますと。
1:借入金、300円を現金で支払った。 借入金 300 / 現金 300
資産・負債・資本の取引要素だけで取引が成立しています。このような取引を「交換取引」といいます。
2:借入金に係る利息20円を現金で支払った。 支払利息 20 / 現金 20
費用の発生があり、交換取引の資産・負債・資本の増減が損益発生要因に係るものだけですので「損益取引」になります。
3:借入金300円を利息20と一緒に現金で支払った 借入金 300 / 現金 320 支払利息 20/
この場合、資産・負債・資本の取引要素での取引の成立と、発生した費用の発生を同時にみることができます。このようなな取引を「混合取引」といいます。
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Re: 取引について ( No.4 ) |
- 日時: 2004/10/28 12:30
- 名前: 西村丈治
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- 複式簿記の基本は 資産 = 負債 + 資本 の形で表示されます貸借対照表等式にあるといえます。
つまり資産、負債、資本、収益、費用の増減、変化を取引として認識、記録した場合に、上記の貸借対照表等式は常に保持され、貫徹しています。
お尋ねの費用の発生は借方に記入される理由は、費用の発生は広義の資本の減少をもたらすからです。
また収益の発生(実現)は広義の資本の増加を齎しますので貸方に記入されます。
資産 ー 負債 = 資本 ですので借方は常に + のイメージ、貸方は常に - のイメージとは必ずしも言えないのではないでしょうか。
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Re: 取引について ( No.5 ) |
- 日時: 2004/10/28 23:58
- 名前: 素人
- 取引の件は、大変良くわかりました。有難うございます。
「貸方」に負債の増加に来るのが、いまいちわかりません。複式として機能しないというのはわかるのですが、負債が増える=借りるのわけだから、「貸」方と呼ぶのに抵抗を感じてしまいます。
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