Re: 減価償却累計額 ( No.2 ) |
- 日時: 2004/11/12 18:11
- 名前: みゆ
- PONPON様
ご回答ありがとうございます♪ 返信が遅れましてすいません。 自宅のPCが壊れているもので、会社でしかみれないんです。
昨日、TACの模擬試験がありましたので、先生に同じ質問をしてみたところ、 減価償却累計額という勘定は決算する時にしか使わない勘定のため、当期の売却日までの減価償却費に関しては減価償却費勘定を使用するとのことでした。
もし、試験の指定勘定の中に減価償却費勘定がなかったら、減価償却累計額に合算して仕訳するそうです。
微妙にponpon様の答えとは違う感じがするのですが、 私は納得できました。 ありがとうございました。
みゆ
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Re: 減価償却累計額 ( No.3 ) |
- 日時: 2004/11/12 18:59
- 名前: ヨッシー
- 未収金 250,000 備品 300,000
減価償却累計額 54,000 固定資産売却益 17,500 減価償却費 13,500
未収金 250,000 備品 300,000 減価償却累計額 67,500 固定資産売却益 17,500
この2つは同じ意味なんです。 だから、TACの過去問の解答でも、どっちでも正解と書いてありますよ。
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Re: 減価償却累計額 ( No.4 ) |
- 日時: 2004/11/16 12:55
- 名前: ponpon
<
>
- どちらも同じ!
ではありません・・・
若干意味が違いますよ^^);
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Re: 減価償却累計額 ( No.5 ) |
- 日時: 2004/11/16 18:22
- 名前: 西村丈治
<
>
- 昨日、TACの模擬試験がありましたので、先生に同じ質問をしてみたところ、減価償却累計額という勘定は決算する時にしか使わない勘定のため、当期の売却日までの減価償却費に関しては減価償却費勘定を使用するとのことでした。
資産、負債、資本、収益、費用の増減・変化は簿記上、取引といいます。
したがって備品が売却され、その時点で減価償却費の計上が必要となりますと次のように仕訳をします。
(借方)減価償却費 13,500 (貸方)減価償却累計額 13,500
したがって上記の問題の正解は次のようになります。
(借方)未収金 250,000 減価償却累計額 67,500 (貸方)備 品 300,000 固定資産売却益 17,500
つまり決算整理仕訳として(借方)減価償却費(貸方)減価償却累計額という費用の見越計上を行いますのはそれまで減価償却費の認識、記録が行われていない場合です。
この問題のように期中に取引が発生しますと当然に(借方)減価償却費 (貸方)減価償却累計額という費用の認識、記録が行われます。
換言しますと次のような仕訳は取引を適正に認識、記録していないという意味で誤りであるといえるのではないでしょうか。
未収金 250,000 備品 300,000 減価償却累計額 54,000 固定資産売却益 17,500 減価償却費 13,500
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Re: 減価償却累計額 ( No.6 ) |
- 日時: 2004/11/16 23:45
- 名前: 翠紫
<
>
- 参照: http://suishi.s35.xrea.com/
- 横レス失礼します。
この問題の場合は (借)未収金 250,000 (貸)備品 300,000 減価償却累計額 54,000 固定資産売却益 17,500 減価償却費 13,500
もしくは
(借)減価償却費 13,500 (貸)減価償却累計額 13,500 (借)未収金 250,000 (貸)備品 300,000 減価償却累計額 67,500 固定資産売却益 17,500
の2つとも正解となるでしょう。 下の仕訳が厳密な方法に従った方法で、西村先生の仰る理論どおりのものです。
> ヨッシーさん この問題の場合は、当期の減価償却費が全く計上されていないので、 勘定指定に減価償却費がある限り、ヨッシーさんの下の仕訳は認められないと思います。 これだと、費用が計上されていなく、また、いまある金額以上の減価償却累計額がなくなっていることになります。 ヨッシーさんの仕訳をするなら、最初に減価償却費の計上も併せて行う必要があると思われます。
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Re: 減価償却累計額 ( No.7 ) |
- 日時: 2004/11/17 00:18
- 名前: 翠紫
<
>
- 参照: http://suishi.s35.xrea.com/
- >>6の続きです。
今回3級を受験される方は、ここから先はまだ見ない方がいいかもしれません。 受験後暇ならどうぞ(笑)
> 西村先生 過去、何度か同様の意見を拝見させていただきましたが、 僕は個人的には借方と貸方の減価償却累計額を相殺して表示してよい、つまり>>6の上の仕訳でよい、と考えております。
減価償却累計額は、固定資産の価値を適正に表す評価勘定なので、 売却した時点でなくなった固定資産の減価償却累計額を新たに計上する意味は、あまりないと考えます。
それと、もう1つ、 3級はあくまで「個人商店レベルの商業簿記」であり、会計学ではありません。 なので、実務的に最も簡素な仕訳が望ましいのではないでしょうか。
なんにせよ、 前にこの論点が出たとき http://www.mezase-bokizeirishi.jp/cgi/situmon3/read.cgi?mode=past&no=530 にponさんが仰っていたように、"解釈の問題"と捕らえるのが一番妥当だと思います。
長文駄文失礼しました。
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Re: 減価償却累計額 ( No.8 ) |
- 日時: 2004/11/17 13:00
- 名前: pon
<
>
- 同様のことになると思いますが・・・
商業高校における指導については 段階追って指導するため 相殺する方法がとられていることが多いですね
会計学を学んでいるわけではない3級受検に限っていえば あまり気にする問題ではないですし, 段階を追って勉強するほうがいいと思いますね,,,
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Re: 減価償却累計額 ( No.9 ) |
- 日時: 2004/11/17 16:54
- 名前: ド素人
- 話を戻すようで申し訳ないのですが、この問題の仕訳で悩んでしまいました。
宜しければ教えて下さい。
計算から 54,000×(3/12)= 13,500 というのは出せました。 (借)未収金 250,000 /(貸)備品 300,000 これも問題ないです。
ただ、この後、「減価償却累計額 54,000」が借方にくる仕訳がわかりません。 減価償却の問題は苦手ですので、もし宜しければ頭の仕訳から教えて頂けるとありがたいです。 宜しくお願い致します
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Re: 減価償却累計額 ( No.10 ) |
- 日時: 2004/11/17 17:35
- 名前: 翠紫
<
>
- 参照: http://suishi.s35.xrea.com/
- 前期首
(借)備品 300,000 (貸)現金預金 300,000
前期末 (借)減価償却費 54,000 (貸)減価償却累計額 54,000 *(300,000-30,000)÷5年=54,000
当期6月30日(売却日) (借)未収金 250,000 (貸)備品 300,000 減価償却累計額 54,000 固定資産売却益 17,500 減価償却費 13,500 *(300,000-30,000)÷5年×3か月/12か月=13,500 *固定資産売却益は貸借差額で出すか、売却額(250,000)−備品の価値(300,000-54,000-13,500)
もしくは>>6で言ったとおり、2つの仕訳を行っても大丈夫です。
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Re: 減価償却累計額 ( No.11 ) |
- 日時: 2004/11/17 18:04
- 名前: ゆきんこ
- ponさん(>>8)
> 商業高校における指導については > 段階追って指導するため > 相殺する方法がとられていることが多いですね
相殺する方法とはどういうことでしょうか。
****
未収金 250,000 備品 300,000 減価償却累計額 54,000 固定資産売却益 17,500 減価償却費 13,500
未収金 250,000 備品 300,000 減価償却累計額 67,500 固定資産売却益 17,500
下のほうが正解ということですか?
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Re: 減価償却累計額 ( No.12 ) |
- 日時: 2004/11/17 20:26
- 名前: あんだんて
- >相殺する方法
これは、借方・貸方に同じ勘定科目が来た場合、 借方・貸方の両方に同じ勘定科目を書くのではなく、 貸借の残高のある方にだけ勘定科目を書くことを言います。
この場合ですと、 未収金 250,000 備品 300,000 減価償却累計額 54,000 固定資産売却益 17,500 減価償却費 13,500 が、相殺する方法による仕訳となります。
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Re: 減価償却累計額 ( No.13 ) |
- 日時: 2004/11/17 20:30
- 名前: 西村丈治
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>
- 商業高校における指導については段階を追って指導するため相殺する方法がとられていることが多いですね。 会計学を学んでいるわけではない3級受検に限っていえばあまり気にする問題ではないですし,
段階を追って勉強するほうがいいと思いますね,,
段階的に教えるということは正しい知識を、相対的に簡単な事柄・内容から、相対的に複雑な事柄・内容へと順を追って教えることであると思います。 例えば減価償却費の算定について3級では定額法による方法を教え、2級では定率法による方法を教えていましたのはこれに相当すると思います。 これに対して備品の売却に際して、「当期分の減価償却費も売却時に計算するものとする」という指示があるに拘わらず次の仕訳を行わないことは、正しくない方法を教育することであって、相対的に簡単な事柄・内容・方法を教育することとは異なるのではないでしょうか。
(借方)減価償却費 13,500 (貸方)減価償却累計額 13,500 このような仕訳を省略したところの次の仕訳は実質的には当期の減価償却費を直接法で行ったことを意味します。
未収金 250,000 備 品 300,000 減価償却累計額 54,000 固定資産売却益 17,500 減価償却費 13,500
つまりその内容は次のようになります。 減価償却費 13,500 備品 13,500
未収金 250,000 備品 286,500 減価償却 54,000固定資産 17,500 累計額 売却益
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Re: 減価償却累計額 ( No.14 ) |
- 日時: 2004/11/17 20:36
- 名前: あんだんて
- いろいろ模擬試験などを見てみましたが、
この種の問題の場合、
未収金 250,000 備 品 300,000 減価償却累計額 54,000 固定資産売却益 17,500 減価償却費 13,500
というように仕訳をしているのが多いです。 たぶん、日商サイドでもこの解答で採点していると 思われます。厳密には、西村先生の仕訳になるのですが、 そこまで追うことはまずありません。
受験生の混乱を避けるためにも、ひとまずは この話を打ち切りませんか?日曜が試験ですし…。
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Re: 減価償却累計額 ( No.15 ) |
- 日時: 2004/11/18 09:14
- 名前: pon
<
>
- 私もそのほうがいいと思います。
試験直前ですし
評価勘定に対する
解釈の違い
です。
それと,毎回この問題が出てくるとこのようになるので別の場に,話をするところを作りませんか?
結論は出ないと思いますが。。。
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Re: 減価償却累計額 ( No.16 ) |
- 日時: 2005/07/12 16:42
- 名前: ぐり
- 相殺にルールってあるんでしょうか?
していい相殺としてはいけない相殺の違いがよくわからないのですが、テキストのどこかに書いてあったのかなあー?よみとばしているのかもしれないのですが。 相殺のルールって、どの級のどのあたりを勉強していらっしゃった時に習われましたか? http://www.mezase-bokizeirishi.jp/cgi/situmon3/read.cgi?mode=past&no=761 例えばこういうルールも勉強したかどうか記憶にないんです。
(借)未収金 250,000 (貸)備品 300,000 減価償却累計額 54,000 固定資産売却益 17,500 減価償却費 13,500
この回答も、減価償却累計額を相殺していいかどうかを知らなければでてこないように思うのですが。 形で覚えるしかないというか。
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Re: 減価償却累計額 ( No.17 ) |
- 日時: 2005/07/18 12:34
- 名前: 千葉
- >ぐりさんへ
固定資産を"期中に売却"した場合、売却時の「減価償却累計額」には"期首から売却時までの償却額"が含まれていません。 そこでその分を(月割りで)、「減価償却費」として追加(費用計上)します。
別の言い方をすれば、減価償却累計額は、過去に償却(償却済み)した部分です。減価償却費は、今期に償却する部分です。
別に相殺していませんよね?これでわかりましたか?
(一般的に相殺は、圧縮記帳という会計処理の時に行います。なお、圧縮記帳は2・3級の範囲外だと思います。)
余談ですが、かなり前の投稿に返信する場合は一言書いたほうが良いかと。。。
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Re: 減価償却累計額 ( No.18 ) |
- 日時: 2005/07/19 15:36
- 名前: ぐり
- あ、すみません。
減価償却累計額がよくわからなくて、あちこち検索してたので(^−^) お返事ありがとうございました。 追加って考えればいいんですね。わかりました。
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