このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
107回の精算表の決算整理事項でわからない事が。
日時: 2004/11/14 00:08
名前: 小川良子 

試算表欄の受取家賃は420,000となってます。
会計期間はH15.1.1〜H15.12.31です。

受取家賃は、所有する建物の一部賃貸によるもので、毎年同額を10月1日に12ヶ月分として受け取っている。    
解説によると受取家賃のうち9ヶ月分は次期の収益となるため前受家賃として次期に繰り延べる。
尚、前期末に計上された9ヶ月分の前受家賃については、
当期首に再振替仕訳として以下の仕訳がされています。 (前受家賃)180,000  (受取家賃)180,000
 
従って、試算表上は再振替分9ヶ月と当期受取分12ヶ月分の合計21ヶ月分が計上されています。
 
★まずここまでの解説で再振分9が理解できません。
 21ヶ月となるのがわかりません。

1ヶ月当たりの家賃;420,000÷21=20,000
前受家賃20,000×9ヶ月=180,000

受取家賃 180,000    前受家賃  180,000

という解説です。長いですがお願いします。
ちなみに107回の第5問の問題です。

Page: 1 |

Re: 107回の精算表の決算整理事項でわからない事が。 ( No.1 )
日時: 2004/11/14 00:40
名前: kaz 

簡単ですよ〜9ヶ月分前期で繰り延べ処理してる訳ですから、再振り替えで9ヶ月分の受取家賃が貸方に入ります。そして期中に12ヶ月分払う訳ですから、試算表には9+12で21ヶ月分の金額が計上されていることになります。
Re: 107回の精算表の決算整理事 ( No.2 )
日時: 2004/11/15 17:15
名前: 西村丈治  < >

 保険料や家賃を毎年、会計年度の途中で継続して受取る(支払う)場合には期末の残高試算表には前期に受取った(支払った)保険料や家賃の一部が含まれることになります。
 この問題では前年度の10月1日に受取った家賃のうち、3ヵ月分は前期の収益に属し、残りの9ヵ月分は当期の収益になります。
 したがって期末の残高試算表には当期の10月1日に受取った家賃12ヵ月分プラス前期より繰越した9ヵ月分、合計21ヵ月分の受取家賃が計上されていることになります。
 21ヵ月分の受取家賃が42万円ですので1ヵ月分の家賃は2万円になります。
 一連の取引を仕訳で示しますと次のようになります。
前年10月1日 現金240千円 
             受取家賃 240千円
  
  12月31日 受取家賃180千円 
(決算整理仕訳)     前受家賃 180千円                          

本年1月1日   前受家賃180千円
(再振替)       受取家賃 180千円

本年10月1日 現金240千円
            受取家賃 240千円
  
 12月31日 受取家賃 180千円
(決算整理仕訳)     前受家賃 180千円

Page: 1 |