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諸口、従業員貸付金、為替手形、減価償却費
日時: 2004/11/18 10:36
名前: ひとみん。 

4つほどわからないところがあります。m(_ _)m
どなたかわかるかたいたら教えてください。
@諸口の書き方
 仕訳帳に「諸口」という言葉が出てきたのですが、これは貸方、借方の勘定が複数重なったときに使うというように理解していましたが、どのように表記するのが正しいのかわかりません。
A従業員貸付金
 「給料から従業員に貸し付けていた分を差し引き残りを支払った」時、借方は「(従業員)立替金」ではなく「従業員貸付金」という勘定になるのですか?
昨日模擬試験を解いていたらこのような答えが出てきて使用したことがなくわかりませんでした。
B為替手形の引受け
「A社より商品を仕入れた際、A社振出、受取の為替手形を引き受けた」際、仕訳はどうなりますか?
支払手形が増えるのか、売掛金が減少するのかわかりませんでした。
C売却の際、減価償却費も計上する
「5年間使った備品を決算の際売りに出す。今回の減価償却も含めて、仕訳を行う」という問題で、過去問の正解は

 減価償却費   30000  備品  200000
 減価償却累計額 120000
 現金      10000
 固定資産売却損 40000

になっているのに、昨日やった模擬試験(商工会議所で購入)では

 減価償却費   50000  備品      200000
 減価償却累計額 150000  減価償却累計額 50000
 現金      10000
 固定資産売却損 40000

となっていました。
もし試験に出たらどちらの形で答えれば良いのでしょうか?

たくさんありますが、よろしくお願いします。。。

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Re: 諸口、従業員貸付金、為替手形、減価償却費 ( No.1 )
日時: 2004/11/18 12:44
名前: Ohmura 

 @について
 まず、借方が1つで貸方が複数のケースでは、複数である貸方の全ての勘定科目のいちばん上に「諸口」を表記し、借方の勘定科目は「諸口」と同じ行に表記します。借方が複数で貸方が1つのケースでは、複数である借方の全ての勘定科目のいちばん上に「諸口」を表記し、貸方の勘定科目は「諸口」と同じ行に表記します。借方も貸方も複数のケースでは、1行目にまず「諸口 諸口」と諸口を借方貸方両方に表記しておき、でもって2行目以降に借方の勘定科目→貸方の勘定科目の順に表記します。いずれの場合も、勘定科目には必ず括弧をつけますが、「諸口」は勘定科目ではないので括弧をつけません(ただし2級ではもう少し複雑なルールが加わります)。「仕訳帳」記入の暗黙のルールです。
 Aについて
 「立替金」というのは、本来Aが負担すべきもの(費用等)を当社が代わりに立替払いしたというニュアンスの場合に用いるものだから、この場合少し違いますよね。ちなみに「従業員」という言葉なしで「貸付金」だけでも構わないと思います。
 Bについて
 「引受ける」側は支払手形の増加です。売掛金の減少は、「引受を得た」側つまり振出人の行う処理になります。
 Cについて 
 前者のほうの仕訳でいいと思います。ただ確かに引っ掛かるのは「今回の減価償却も含めて」という文言で、おそらくこれは売却分以外の従来分の減価償却も含めてということだろうと思うのですが、それならば従来分は従来分で分けて仕訳すれば事足りますし、それが普通でしょう。確かに決算と同時売却なので混ぜた形の仕訳もあり得ますが、その場合でも上記の後者の仕訳は金額的におかしいと個人的に思います。その理由について気になればまた聞いて下さい。
Re: 諸口、従業員貸付金、為替手形、減価償却費 ( No.2 )
日時: 2004/11/18 14:15
名前: ひとみん。 

ohmura様、いつもありがとうございます。
答えを読むより、こちらで聞くほうが安心します(;-o-)=3
@はわかりました。
Aは、相手が会社じゃなく個人や従業員でもお金を貸し付けたら貸付金になるということですね。
わかりました。
Bについてはもしかしたら夜にまた質問するかもしれません。
今問題が手元にないので・・
Cは、もしこういった問題が出たら借方と貸方に出ている減価償却累計額を相殺してしまおうと思います。

またお時間がありましたらBについてはお願いいたします。


Re: 諸口、従業員貸付金、為替手形、減価償却費 ( No.3 )
日時: 2004/11/18 20:48
名前: 米子 

横レスですみません。
今度の日曜の3級受験者の立場で発言(というか質問)したいのですが、

Bについて、この為替手形については、当店は名宛人(引受人)の立場だということですよね。確か、自己指図為替手形というやつだったかと思います。A社は債権者の側ですし、そのA社が出す自己指図手形というのは、相手方に対してこちら宛に約束手形を振り出させるのと同じ効果があるのだと理解しています。
問題文にある売上(当店にとっては仕入)で売掛金が増加するはずだったところを、(自己指図)為手の振出ということでナシにして、受取手形の増加とした。。。ていう感じですよね?
Re: 諸口、従業員貸付金、為替手形、減価償却費 ( No.4 )
日時: 2004/11/18 23:43
名前: ゆっきー 

振出人(A); 買掛金(B) ×××/売掛金(C) ×××
Bへの買掛金の支払いを、Cの売掛金で支払った。
(実際は、買掛金を代わりにCに支払ってもらうということです)
名宛人(B); 売掛金(A) ×××/受取手形 ×××
Aに対する売掛金を、受取手形で回収した。
(受取手形はBから回収します)
引受人(C); 支払手形 ×××/買掛金(A) ×××
Aへの買掛金を支払わない代わりに、同額をCに手形で支払った。

3級では『引受人』が『名宛人』に『手形で支払う』形式の問題が問われます。
また、掛金に(A)(B)(C)をつけたのは、第3問で掛金の明細票を作成する問題が前回出題されたためです。

横レス失礼しました。
Re: 諸口、従業員貸付金、為替手形、減価償却費 ( No.5 )
日時: 2004/11/19 09:51
名前: ひとみん。 

なるほどー。
昨日の夜問題を見返し、さらに皆さんのレスを読んでとりあえず理解しました。<B
ありがとうございました☆
Re: 諸口、従業員貸付金、為替手形、減価償却費 ( No.6 )
日時: 2004/11/19 17:19
名前: りく 

すいません、ゆっきーさん。
>名宛人(B); 売掛金(A) ×××/受取手形 ×××
>Aに対する売掛金を、受取手形で回収した。
>(受取手形はBから回収します)
>引受人(C); 支払手形 ×××/買掛金(A) ×××
>Aへの買掛金を支払わない代わりに、同額をCに手形で支払った。
ってところですが、
名宛人(B); 受取手形 ×××/売掛金(A) ×××
引受人(C); 買掛金(A) ×××/支払手形 ×××
ではないでしょうか?
Re: 諸口、従業員貸付金、為替手形、減価償却費 ( No.7 )
日時: 2004/11/19 18:27
名前: ゆっきー 

>>りくさん
失礼しました(汗)
その通りです。ご指摘ありがとうございました。
Re: 諸口、従業員貸付金、為替手形、減価償却費 ( No.8 )
日時: 2004/11/19 21:17
名前: 米子 

というか・・・・、ゆっきーさん、りくさん、
Bは名宛人ではなくて、指図人or受取人ではないのでしょうか。
名宛人=引受人のはずです。

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