Re: 未収地代勘定の受取地代勘定 ( No.1 ) |
- 日時: 2005/02/04 16:34
- 名前: 西村丈治
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- 説明を分かりやすくしますために具体例に基づいて説明させていただきます。
東京産業(株)は04年10月1日に川崎商事(株)にたいして1ヵ月500円の地代で毎年9月末に地代を受取るという後払いの約束で土地を賃貸しました。 決算日は3月31日です。
04年10月1日 記録なし 05年3月31日 未収地代 3,000 受取地代 3,000
05年4月1日(再振替) 受取地代 3,000 未収地代 3,000
05年9月30日 現金 6,000 受取地代 6,000
つまり05年3月末に到来します会計年度における受取家賃は発生主義(用役の提供による収益の実現と対価である債権の発生)に基づきまして認識、記録されます。
ついで翌日の4月1日(新しい会計年度の初日)には3月末に行われました収益の見越計上の仕訳を再振替(反対仕訳)します。 その理由は再振替をしない場合には05年9月末に行われます現金主義に基づく受取家賃の認識、記録によりまして04年10月から05年3月までの6ヵ月分の家賃は二重計上(発生主義と現金主義)されることになるからです。 このような事態を回避しますために会計年度のはじめに本来は貸方勘定である受取家賃勘定の借方に上記の6ヵ月分の家賃は記録されて、結果的に9月末に受領されます受取家賃から控除する働きをします。
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Re: 未収地代勘定の受取地代勘定に振り替え ( No.2 ) |
- 日時: 2005/02/05 10:16
- 名前: 修行に終わりはない
- 具体的、論理的な回答ありがとうございました。では、過去問の 未収地代 300 は、再振替後、当期の受取日に回収され、
現金or当座預金 300(以上?) 受取地代 300(以上?) となる。(以上?)としたのは、具体例のようなケースが想定されるため…という事でよろしいでしょうか?
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