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決算整理後試算表で解らない問題があるので教えて下さい。
日時: 2005/02/12 18:54
名前: あや★ 

残高試算表について解らない問題があるので、どなたか教えて下さい。
 
参考資料によって、12月31日の整理後残高試算表の?マークを埋める問題なのですが。。。

借方残高    勘定科目   貸方残高

273,000    受取手形
177,000    売掛金

        貸倒引当金   ?  
          ↓
          ↓
  ?    貸倒引当金繰入

参考資料:貸倒引当金は差額補充法によって受取手手形及び売掛金の期末残高の2%を計上している。ただし決算整理記入前の貸倒引当金勘定の残高は4500円であった。

答えは貸倒引当金9000 貸倒引当金繰入4500 になっていましたが
なぜ貸倒引当金は見積もり額を記載し、貸倒引当金繰入には、差額分だけを記載するのかが、わかりません。この問題を初めて解いたとき、両方4500円と記入をしてしまいました。

頭がごちゃごちゃしてしまって。。
困っています。
アドバイスいただければ幸いです。。。

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Re: 決算整理後試算表で解らない問題があるので教えて下さい。 ( No.1 )
日時: 2005/02/12 20:00
名前: ガッツ 

> 両方4500円と記入をしてしまいました

基本的には、その考え方でいいのです
すなわち
貸倒引当金4500(※1) 
貸倒引当金繰入4500 
です

でも参考資料に

> 参考資料:.........貸倒引当金勘定の残高は4500円(※2)であった

となっていますね
なので、貸倒引当金=4500(※1)+4500(※2)=9000

となりますね

> 答えは貸倒引当金9000 貸倒引当金繰入4500 になっていましたが

おわかりになりましたか?
Re: 決算整理後試算表で解らない問題があるので教えて下さい。 ( No.2 )
日時: 2005/02/12 20:14
名前: きんちゃん 

差額補充法によるので、貸倒引当金の期末の残高が9000円になるように仕訳をするのです。これを洗い替え法によれば
貸倒引当金 4500 / 貸倒引当金戻入 4500
貸倒引当金繰入 9000  / 貸倒引当金 9000
という仕訳になり、あや★さんの考えとおりになります。しかし、今回は差額補充法なのですから、上記仕訳を合体させ、残った
貸倒引当金繰入 4500  / 貸倒引当金 4500
の金額を記載することになるのです。

Re: 決算整理後試算表で解らない問題があるので教えて下さい。 ( No.3 )
日時: 2005/02/12 22:53
名前: モンモン 

例えば元々支払手形が貸方に五千円あったとします。当期商品5000を支払手形を振り出すことによって仕入れたら(借方)仕入5000 (貸方)支払手形5000円 ですね
。そしたら貸方の支払手形10000円になりますね?それと同じ事です。貸倒れ引当金がもともと4500円あったのです。それに(借方)貸倒れ引当金繰入4500 (貸方)貸倒れ引当金 4500 なので貸倒れ引き当金の残高が9000円となるのです。前期の貸倒れ引き当て金がもうすでに4500円設定されているのです。前期の繰入分4500は前期の帳簿の締め切りによって消えているので引当金のほうに前期からの引当金の総額がのっているのです。
Re: 決算整理後試算表で解らない問題があるので教えて下さい。 ( No.4 )
日時: 2005/02/13 00:09
名前: あや★ 

皆さんご丁寧に回答頂きまして本当にありがとうございますm(__)m

まだ貸倒について完全に理解出来てないみたいですね。

貸倒引当金残高4500円+貸倒引当金(当期)=9000
によって?マークが9000になるのは理解出来ました♪
モンモンさんがおっしゃってくれている、『前期の繰入分4500は前期の帳簿の締め切りによって消えているので引当金のほうに前期からの引当金の総額がのっているのです』この部分が、
私の理解出来ていないところみたいです。。。

貸倒引当金を9000円にしたなら、
貸倒引当金繰入も(見積もり額の9000円に)しないといけなくないの??
ってゆう感じで悩んでいます。。。。

(貸倒引当金繰入は費用勘定だから繰り越せない?
ってゆう考えでイイのでしょうか??)
Re: 決算整理後試算表で解らない問題があるので教えて下さい。 ( No.5 )
日時: 2005/02/13 02:15
名前: モンモン 

例えば前期期首に立てた建物を定額法で年減価償却費5000を計上していると前期末決算の仕訳は(借方)減価償却費5000 (貸方)減価償却累計額5000ですよね?そして当期の決算でも減価償却費を計上すると(借方)減価償却費5000 (貸方)減価償却累計額5000となっていたとします。この場合当期の残高試算表の減価償却費の勘定は(借方)5000残ですが(貸方)減価償却累計額10000となっているのと同じです。損益計算書項目である収益、費用項目は繰り越せないのです。もしもこれらが繰り越せたら当期は前期の分も合わせて利益が多くでてるので前期の分も余分に税金払ったり配当を払ったりしてしまうはめになります。
売掛金などの売上債権の資産をマイナスする勘定が貸倒引当金で売掛金が100あるけれどもそのうちの5はかえってこないと考えられれば売掛金100に対して5はかえってこないので95と評価するために貸倒れ引き当て金を設けているわけです。減価償却累計額も建物のすぐしたにかかれて資産のマイナス勘定として機能し本当は500で取得したけれどもそのうちの50はもう収益獲得につかったので建物500そのすぐ下に減価償却累計額50と書いて売掛金に対しての貸倒引当金のように設定しているわけです。
Re: 決算整理後試算表で解らない問題があるので教えて下さい。 ( No.6 )
日時: 2005/02/13 02:52
名前: モンモン 

同じ数値例の方がいいとおもいましたのでこんな例ものせておきます。前期商品を4500円掛け取引で仕入れた時の仕訳は(借方)仕入4500 (貸方)買掛金4500ですね
。 当期商品を4500掛け取引で仕入れたら (借方)仕入4500 (貸方)買掛金4500 当期の残高試算表は借方残 仕入4500(当期仕入分4500)貸方残 買掛金9000(前期仕入分4500+当期仕入分4500)
この仕入という費用の勘定を貸倒れ引当金繰入におきかえて買掛金を貸倒引当金におきかえてかんがえればおなじことですよ。収益、費用という勘定は帳簿の締め切りによって損益勘定に振りかえられ純利益分は個人事業前提とするならば資本金という勘定に振り返られてしまいます。
資産、負債、資本という要素はいってみれば今過去からの蓄積でいくらもっているのかを示す貸借対照表になり
収益、費用は当期いくらもうかったのかを示す一時的なものです。私たちの暮らしでも例えばお見合い相手の財産がいくらあるのか?年収はいくらあるのかはきになるでしょう?前年度の年収からの純利益は当期の財産となりまた今の年収はいくらなのかという判断をしていくわけです。
Re: 決算整理後試算表で解らない問題があるので教えて下さい。 ( No.7 )
日時: 2005/02/13 18:36
名前: あや★ 

モンモンさん何度も丁寧にご回答下さってありがとうございました!ようやく理解できました v
又解らないことが出てきましたら宜しくお願い致しますm(__)m

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