Re: 損益勘定って何? ( No.1 ) |
- 日時: 2005/06/05 22:43
- 名前: PJK
- 収益と費用を集めて、利益を計算する勘定です。
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Re: 損益勘定って何? ( No.2 ) |
- 日時: 2005/06/06 16:21
- 名前: 西村丈治
- 集計勘定としての「損益勘定」は、企業会計の目的である期間利益を算定するために用いられます。
そこでは、収益に属する勘定科目(たとえば売上高、受取利息、受取家賃など)は、借方に同額を記入しまして当該勘定の金額を消去するとともに、損益勘定の貸方に記入します。 同様に費用に属する勘定科目(たとえば売上原価=仕入、給料、減価償却費、賃借料、光熱水費など)は、貸方に同額を記入しまして当該勘定の金額を消去しますとともに、損益勘定の借方に記入します。 企業は利益の追求を目的にします以上、通常、損益勘定は貸方が大きいですので、この差額を借方に記入し、貸方は資本金(未処分利益)として差額を記入します。 つまり簿記の慣習上、行われています期間損益の計算方法と、そのために損益勘定が果たしています役割を、きちんと認識、理解しますと、損益振替はスムーズに処理することができます。。
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Re: 損益勘定って何? ( No.3 ) |
- 日時: 2005/06/06 16:41
- 名前: ちよ
- すいません。便乗して質問させてください。
『再振替仕分』とは何の為にするのでしょうか? 決算でそれぞれの勘定がゼロになったのだから、 またゼロからスタートすればいいと思うのですが。。。
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Re: 損益勘定って何? ( No.4 ) |
- 日時: 2005/06/06 22:15
- 名前: 翠紫
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>
- 参照: http://suishi.s35.xrea.com/
- > ちよさん
たとえば、暦年決算の商店で、6月〜5月までの保険料を支払ったとして考えてみましょう。
6月に1年分の金額を (借)支払保険料 12か月分 (貸)現金など 12か月分 とし、12月の決算に、 (借)前払保険料 5か月分 (貸)支払保険料 5か月分 とするのは理解できていると思います。
では、なぜこのような処理をするかというと、 この支払った保険料のうち、実際に当期にかかる部分は7か月分だけで、 残り5か月分は次期に対応する部分だから繰延べているんですよね。 つまり、次期の費用を先に支払っているわけです。
ここで、翌年になり、まっさらなスタートにしてしまうと、 5か月分の保険料が計上されなくなってしまいます。 これを防ぐため(正しく次期の費用に計上するため)、1月1日に、 (借)支払保険料 5か月分 (貸)前払保険料 5か月分 と再振替仕訳を切る必要がある、というわけです。
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Re: 損益勘定って何? ( No.5 ) |
- 日時: 2005/06/07 14:39
- 名前: ちよ
- 翠紫さん、分かりやすい説明ありがとうございます。
どうしてもテキストを読んで、『何故このような処理をするか。』 の前に、『理由はともあれこうするものだ。』と覚えてしまってますので、 ちょっとひねられた問題が出ると、すぐに頭が混乱してしまいます。
何故そうする必要があるかを知るのは大切な事ですね。 説明を読んで、すんなり理解する事ができました。 どうもありがとうございました。
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