Re: 前払、前受の考え方分かりま ( No.1 ) |
- 日時: 2005/06/07 11:22
- 名前: 西村丈治
- (1) 平成×2年4月1日の仕訳
前払保険料 36,000 現 金 36,000
×2年12月31日の仕訳(決算整理仕訳) 支払保険料 27,000 前払保険料 27,000
4月1日の前払保険料36,000は今後、1年間にわたって保険用役(損害保険用役)を受けることができる法律上の債権を表示しています。
12月31日までに9ヵ月分の保険用役の提供を受けましたので、前払保険料という債権は消滅し、支払保険料という形で費用が発生しましたことを、決算整理仕訳で明示します。
(2)10月1日の仕訳 現 金 72,000 受取手数料 72,000
12月31日の決算整理仕訳 受取手数料 28,800 前受手数料 28,800
10月1日から12月31日までに3ヵ月分のサービスを提供しましたので、43,200は受取手数料という形で収益は実現しています。
残りの2ヵ月分は未だ、サービスを提供していませんので(次期に入ってから2ヵ月分のサービスを提供する法律上の債務を負っています)、当期の収益から差引きます(借方 収益の取消)。
費用・収益の見越計上や費用・収益の繰延は、期間損益計算を行います以上、決算時に頻繁に発生しますが、上記のように基本をきちんと認識、理解しますと相対的に簡単に処理することができます。
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Re: 前払、前受の考え方分かりません ( No.2 ) |
- 日時: 2005/06/07 11:55
- 名前: ぱんち
- まずは、i)4月1日時の仕訳、 ii)10月1日時の仕訳をきちんとして考えれば分かり易くなるのだと分かりました。
ii)の「受取手数料は72,000円は10月1日に5ヶ月分を前受したものである。」は、「前受した」とあるから (現 金)72,000 (受取手数料)72,000 ではなく (受取手数料)72,000 (前受手数料)72,000とは考えられないですか? 本当、理解できずにすみません。
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Re: 前払、前受の考え方分かりません ( No.3 ) |
- 日時: 2005/06/07 19:23
- 名前: かつを
- 10月1日に「前受けした」というのは「先に受け取った」と考えます。
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