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簿記検定ってどんな試験ですか |
簿記とは会社に関する様々な取引を帳簿に記入したり、それを元に決算書類を作成したり、それらの数字を読み取って経営分析に役立てたりする方法を言います。これらの能力を試す試験を簿記検定といい、最もポピュラーなのが各地商工会議所等で実施されている日商簿記検定です。1級から4級まであり、毎年2・6・11月に行われ、年齢や国籍に関係なく誰でも受験できる公的資格です。 簿記検定は国家試験ではありませんがその影響力は大きく、経理担当者だけでなくあらゆる分野で重宝される資格だと言えます。また、商工会議所主催の日商簿記検定の他に、全国経理学校協会主催の全経簿記検定、全国商業高等学校協会主催の全商簿記検定などがあります。 日商簿記1級は特に難関で、税理士試験の受験資格が与えられるのみならず、企業が就職採用者に求めるスキルの上位に毎年上がってきます。 |
独学で簿記検定を取得できますか |
簿記検定も年々難易度が上がってますので一概には言えないのですが、日商簿記2級程度なら独学でも可能な範囲だと思われます。もちろん受験される方の能力的な問題もあるのですが、実際に多くの方が合格されてます。 これは市販されてるテキストも優秀なものが多く出版されており、問題集も数多く市販されているので、合格しやすい環境が整っていると言えます。大きな本屋さんに行けば本当に沢山のテキストが並んでいます。言い換えれば、簿記検定は人気があると言えますね!ただ、簿記1級となりますと、2級との格差が格段に大きく、独学での合格はかなり難しいようです。 独学で合格された方の平均的な学習期間ですが、とても優秀な方で1〜3ヶ月。普通は大体3〜6ヶ月位で簿記2級の合格レベルに達するのではないでしょうか。一日の学習時間がどれだけ取れるかにもよりますが、一日1時間程度だともう少し期間を見ておいた方がいいかもしれません。 |
専門学校に通うメリットはなんですか |
専門学校に通うのは合格するのには一番いい方法と言えます。それは長年の歳月を要して蓄えたノウハウを持っているので、最短距離で合格に導いてもらえる効率のいい学習が出来るからです。 また、周りに学習仲間がいるので常に刺激されますし、情報も共有できるメリットは非常に大きいでしょう。受験仲間はライバルでもあり、よき友でもあります。友達は心の支えになるので、精神面ではとても助かります。 それに最新の試験情報も提供してくれますし、何と言っても、模擬試験などで自分の位置が把握できるのは、合格レベルの指標となるので学習計画も立てやすいです。 ただ、経済面では相当な出費を覚悟しなければならないデメリットもありますので、それ際クリア出来ればお勧めだと思います。 |
検定試験に赤鉛筆は必要でしょうか |
日商検定では注意事項に「問題に指示がある場合を除き、赤字で解答を書く必要はありません。」とあります。これを読む限りでは解答に必要な場合もありそうです。 ただ、過去に赤字で解答を書かせる問題が出題されたかどうか知りませんが、今まで見た事ありませんし、今後も99.9%は出題されないと思います。どうしても心配な方は、試験当日に赤鉛筆も一緒に持参されるといいとは思います。 |
お勧めのテキストは何ですか |
これは人によって好みの問題もありますので、一概には言えません。個人的には人の意見は参考程度にとどめて、実際に市販されているテキストを読み比べて、自分に合ったものを選択されるのがいいと思います。特に簿記を最初から勉強される方は、最初のテキストで簿記に深く関われるかどうか重要な岐路になると思います。出来るなら中身をサラッと確かめて、分かりやすいと思ったテキストを選んでください。 このサイトでもお勧めテキストコーナーがありますが、各専門学校が出版されているテキストは人気があるようです。 |
税理士試験の受験資格について |
税理士試験の受験資格については学識、資格、職歴等、かなり広い範囲に渡って設けられています。経験上、「受験資格が無いと思って日商1級の勉強をしていたのですが、実は受験資格があった。」という声をよく聞きました。下記の国税局の案内に詳細な情報が載ってますが、特に学識については、結構思い込みで該当しないと判断されている受験生も、実は受験資格に該当していたなんて事は良くあります。ですから、少しでも悩まれたのなら必ず国税局にお問い合わせください。国税局と言うとちょっと怖い?!イメージがあったりしますが、私の経験上、どんな質問でも懇切丁寧に教えて頂いた経験があります。結論としては、直接電話で問い合わせるのが一番の解決法です。 国税庁のHP(受験資格について) http://www.nta.go.jp/category/zeirishi/siken/qa/anser/qa03.htm |
全経簿記と日商簿記の違いは何ですか |
全経簿記検定と日商簿記検定の違いについて質問される方が結構多いと思うのですが、主催者が違っても同じ簿記ですから本質的には変わりません。日商簿記1級と全経簿記上級が同格扱いとなり、共に税理士試験の受験資格になります。ただ出題傾向が異なり、全経上級では記述式の問題形式も多く、出題傾向も若干異なるので、多少なりとも対策は必要だと思われます。 また、全経1級は科目合格制が採用されており、会計又は工業簿記のどちらか合格してから、3回以内にもう一方の科目を合格すると、1級の合格が認定される特徴があります。大体日商2級と同レベルだと思います。 そして、全経2級から4級までは工業簿記は出題されず、日商3級と全経2〜3級は大体同じ位のレベルではないかと思います。 ちなみに、日商簿記も全経簿記も共に4級まであります。 |
日商簿記1級と簿記論の難易度は同じですか |
日商簿記検定は合格基準が一定の点数以上と明確にされているのに対して、税理士試験は満点の60%が合格基準点と明記されてます。しかし、実質的には合格率がほぼ毎回一定である事から、競争試験だと認知されてます。 ですから難易度について比較する事は難しいのですが、税理士試験の簿記論は知識があるだけでは合格は難しく、圧倒的なスピードと知識が要求されるところが決定的な違いだと思われます。簿記検定は大体制限時間内で解けるような問題が出題されるのに対して、税理士試験では制限時間内で解き切れない問題量が当然のように出題されます。 つまり、税理士試験では制限時間内にどれだけ他の人より多くの問題に手を付けて、如何に正確に点数を拾うかといったところです。実際、日商1級合格者が税理士試験の簿記論の勉強を専門学校で学んだ場合、内容は理解していても、最初は税理士試験のスピードに戸惑う方は多いです。 税理士試験といえども日商2級レベルの仕訳問題が出題されたりとか、誰も解けないような問題も出題されますので、日商1級と簿記論を比較するのは非常に難しいのですが、個人的には、簿記論は難易度よりもスピードと正確性が要求される試験ではないかと思われます。 |
簿記2級で会計事務所に転職したいのですが |
このサイトのアンケートにもありますが、就職活動を有利にする為に簿記の資格を目指されている方は多いようです。特に会計事務所の就職は大人気で、実際のところ競争率はかなり高いようです。 よく、「簿記2級で会計事務所に転職できますか?」という質問を聞きますが、採用に関しては能力だけでなく、その人の性格や経験等、総合力で判断するものなので何とも言えないと思います。 ただ、もう少し突っ込んで回答すると、新卒採用は除いて、会計事務所又は経理事務関係の採用は、資格よりも実務経験を重要視する傾向があるようです。私自身会計事務所に勤めている訳でもなく、経理関係の仕事をしている訳でも無いのですが、実際に就職活動している方やハローワークで担当者の方に直接聞いた話ではそんな事を言ってました。 とは言え、実務経験が無くても会計事務所に転職された方を何人も知ってますし、もちろん簿記2級程度で転職された方もその中にはいました。ですから絶対に無理とは言えませんが、余程の条件が揃ってないと難しいとは思います。 |
管理人さんからウイルスメールが届きます |
ウイルスメールが届いた方で、宛先がこのサイトのメールアドレスになっているので、私のパソコンがウイルスに感染していますとメールがくることがあります。ウイルスチェックについては最新の注意を払ってますので、実際には私のパソコンは感染していません。ただ、ウイルスの種類によっては宛先を偽装して、ウイルスをばら撒くものがありますので勘違いされているのだと思われます。 最近流行している「WORM_KLEZ」等がこれに該当します。このタイプのウイルスは感染されたコンピューター内で取得した任意のメールアドレスを差出人として偽装します。ですから、「差出人」として設定されているメールアドレスの使用者のコンピューターが感染しているとは限らない訳です。 |
管理人さんに送ったメールを返信してくれません |
サポートメールに関しては基本的には返信するようには心掛けてるつもりです。ただ、名前(HN含む)が無い場合、メールアドレスが記入されていない場合、返信の必要が無いと判断した場合(例えば、リンクを貼りました)等については、時間的な関係もありますので基本的に返信はしておりません。 また、答えが分からない等、勉強に関する質問にもお答えはしておりません。こちらの方はお手数ですが、各種質問掲示板をご利用ください。それに私自身が時期的にどうしても忙しくて返信が出来ない場合もありますので、その場合は時期を見計らってもう一度同じ内容のメールを送って頂けないでしょうか。古いメールは見過ごす可能性が大きいので申し訳ありませんがよろしくお願い致します。 |
このサイトのリンクを貼ってもいいですか |
このサイトのリンクを貼り付けするのは一切の許可は不要です。また、どんなサイトからでもリンクはご自由に貼っていただければ嬉しく思います。メールでの報告でも一切不要です。 また、相互リンクも歓迎しておりますが、こちらの方は「厳選リンク集」に加えるかどうかの判断は、申し訳ありませんが私の主観で決めさせて頂いてます。特に、簿記・税理士その他資格関連と関係の無いHPのリンクは見合わせております。予めご了承下さいませ。 |
「簡単な簿記講座」を学校で教材として使用したいのですが |
このサイトにあるコンテンツの著作権は放棄しておらず、作成者である私にあるものとします。また、商用目的・二次配布等は固く禁止しておりますが、学校・教育機関・社内教育等の教材として使用する分には、「簡単な簿記講座」・「簡単な仕訳問題」の内容に限り、コンテンツの全部又は一部を無償配布に限り使用して頂いて結構です。報告も不要ですが、資料を配布する際に必ずこのHPのタイトルとトップページのアドレスを挿入してください。その他不明な点がありましたら、お手数ですが管理人までお問い合わせ下さい。 |
掲示板に間違って記入したので削除して欲しいのですが |
掲示板に記入した記事を修正・削除して欲しい場合には、お手数ですが削除して欲しい掲示板・記事番号・HN(ハンドルネーム)・メールアドレスを記載して私まで報告して下さい。必要事項が欠けている場合、又は、書込み者と削除依頼者が同一人物と判定出来ない場合は、削除を見送らせて頂く場合がございます。 メールでの対応はどうしても処理が遅れがちになりますので、各種掲示板に投稿される前にパスワードを打ち込む事を強くお勧めします。パスワードを打ち込む事によって、簡単にご自身の記事が削除できます。 |
掲示板の閲覧、又は書き込みが出来ません |
掲示板に関しては基本的に閲覧、書き込みは誰でも可能になってます。但し、匿名のサーバーを経由している場合に限りアクセスを制限していることもあります。お手数ですが、何故か書き込みが拒否される場合には管理人までメールを頂けないでしょうか?その際に、書き込みを拒否された日時、掲示板名を記載して送って頂けると処理が早く出来ますのでよろしくお願いします。
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