■ 第7回仕訳問題の解答 ■

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借方金額(単位:円)貸方金額(単位:円)
1.前受利息3,000受取利息3,000
2.当座預金980,000社債1,000,000
  社債発行差金20,000
  社債発行費3,000現金3,000
3.仕入202,000買掛金200,000
現金2,000
4.買掛金200,000当座預金200,000
5.受取手形150,000売上150,000
6.社債利息15,000当座預金15,000
7.仕入150,000受取手形150,000
  手形裏書義務見返150,000手形裏書義務150,000
8.給料500,000当座預金430,000
従業員預り金70,000
9.未着品200,000支払手形100,000
買掛金100,000
10.仕入201,000未着品200,000
現金1,000


■ 問題の解説 ■

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2. 社債発行口数が10,000口なので額面金額は1口当たり100円になり、98円で割引発行されていることが読み取れます。その差額は社債発行差金(繰延資産)という勘定を用いて処理します。また、発行に際して要した費用は社債発行費(繰延資産)という勘定で処理します。

社債発行差金 (100円−98円)×10,000口=20,000円

6. 社債利息の計算は10,000口×100円×3%×(6÷12)=15,000円

7. 裏書手形の処理ですが、対照勘定法の場合には受取手形勘定から直接減少させます。しかし、裏書した手形が不渡りになったりした場合には遡及義務が生じる事から、裏書金額を明確にするために備忘記録として対照勘定を使います。また、偶発債務の時価が問題文で与えられてる場合には、時価相当額を下記のような仕訳で計上します。

*** 参考 ***
(保証債務費用)×××  (保証債務)×××

無事に手形が決済された時の仕訳
(保証債務) ×××  (保証債務費用)×××

9. 荷為替の処理ですが、荷為替を取り組む売主側と買主側の違いをしっかり把握して両者の仕訳を出来るようにしましょう。今回の問題は買主側ですので、問題文に不要な箇所(割引料1,000円など)がありますが、惑わされないように読み取ってください。

*** 参考 根室商会の仕訳 ***
(売掛金) 100,000  (売 上)200,000
(受取手形) 99,000
(手形売却損) 1,000




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