私は個人事業主でシステムエンジニアの仕事をしています。
簿記をはじめるきっかけは確定申告の帳簿記入をするためです。最初は個人商店向けの3級でやめようと思ったのですが、勉強しているうちに興味が湧いてきて2級まで取得しました。
私のまわりに簿記の知識を持った人がいなかったし、本屋で立ち読みしても全く分からなかったので、大手の資格の学校の教室講座に通って勉強しました。
教室講座の方がすぐに質問できるので良いと思います。
ガイダンスで予習は不要と言われていたので、全くしませんでした。その日に講義でやった内容はその日のうちに問題集を使って復習し、間違えた箇所は何度も反復練習しました。
2級は商簿の他に新たに工簿が加わり、商簿は3級の延長なので知識を肉付けするだけですが、工簿は初めて学習する内容なので商簿の倍くらい勉強しました。
過去問は最強の教材です。
何度も繰り返し解くことで出題傾向も掴めてきます。
3月に退職して次の仕事まで間があったので、2級を目指して勉強することにしました。
5年ほど前に3級をとったのですが、2級は過去に2度ほどろくに勉強しないで受験して落ちていたので、そのリベンジを果たしたいと思ったのです。
でも簿記を楽しむということ、これを勉強することによって将来の自分のどのようなステップにするのか、ということを意識して勉学に励みました。
5月のはじめから勉強を始めました。独学でTACのテキストと問題集を利用しました。 毎日6時間 x 約40日勉強しました。最初は余裕で問題集を全問といて、さらに3回くらい回せるかなと思ったのですが、結局三ツ星の問題(必ず解いておくべきもの)を2回くらい回すのがやっとでした。いつも計算ミスばかりしていたし、全く歯が立たない問題もかなりあったので、今回は無理かなと思って受験したのですが、幸い合格しました。
今にして思うと、
(1)基本的な問題に絞って問題を解いた
(2)考え方をよく理解するように努めた
というのが勝因だったのかなと思います。
よく、3級程度のことがわからなくなり、ネットで確認して完全に理解するようにしました。ネットは便利ですね。
このまま簿記から離れるのはもったいないので、税理士の勉強でもしようかなと思ってます。
私の合格体験記が皆さんの一助になればと思い投稿しました。私は、社会人・簿記の「ぼ」も知らないシステムエンジニアです。SEの仕事に飽きてきたので、税理士を目指したいと思い、簿記から勉強を始めました。今年の2月位からです。
まったく簿記の知識がないので、人に教えてもらうのが近道を思い、近所の「大栄教育システム」に通いました。仕事が忙しいので、比較的時間の制約を受けない映像通学講座(WEB講座)を利用しました。よく世間では、教室通学講座がよいといわれていますが、あれは全くのうそだと思います。映像通学講座は、自分の理解するペースで進められます。早送り/巻戻し思いのままです。理解の進まなかったところや弱点は2度、3度と見直しました。これは、映像通学講座でないと出来ないことでしょう。もちろん、質問もしまくりました。1回の授業で必ず1つは、質問するようにしていました。この質問も、WEBの質問箱に登録するといったものでした。
授業の予習は、しませんでしたが、復習は、必ずしました。復習は、専門学校の付属の問題集を解きました。答案練習問題は、2回程度。直前ゼミ問題は、2回程度、特に気合を入れて解きました。直前問題で間違った問題や理解出来ていなかった問題は、同様の答案練習問題、付属問題集の問題を解きました。そして、改めて、直前ゼミ問題を解き直しました。弱点ノートも作りました。間違った問題の箇条書きしたといった簡単なものです。工業簿記と商業簿記は、偏らないように意識しました。1日に取れる勉強時間の1/2ずつきっちり分けて勉強しました。
でも、結局、次のように割り切れば、効率よい学習を進められると思います。
商業簿記は、①仕訳、②伝票会計/特殊仕訳帳、③決算/本支店会計
工業簿記は、①仕訳、②原価計算/工場会計
専門学校から与えられるものだけを解きました。他の問題集は、買いませんでしたし、目も通しませんでした。解いてる時間的余裕もなかったからです。