それではいよいよ個別取引について詳しく見ていきましょう。簿記の大まかな流れは既に学習済みなので、今度は枝葉の細かい部分を見ていく事にします。だだしいきなり細かくなりすぎても難しいので、幹から少し太い枝の部分を中心に学習していきましょう。 |
さて、先ほど現金とはお金である事を説明しました。しかし簿記上の現金はそれだけではないのです。色々あるのですが、問題上よく出てくるのが、他人振出しの小切手、株式配当金領収書、期限の到来している公社債の利札です。この3つはこれから簿記を学習していく上で、非常によく目にします。是非覚えておきたいところです。これらは全て簿記上の現金です。 |
さて、こういった現金は簿記上どのような処理がされるのでしょうか?まずは現金って「資産項目」「負債項目」「資本項目」「費用項目」「収益項目」のうちどれに該当するのでしょうか。 |
ちょっと息抜きのコーナーです。現金の増減は、全て簿記上の取引に該当するので次のような場合も仕訳を切る必要があります。「現金を紛失した」又は「現金が盗難に遭った」などです。もちろん簿記上では取引と呼んでいます。 |