いかがでしたでしょうか。本試験の仕訳問題とほぼ同じレベルで出題しています。問2は2,000口の社債を1口あたり¥98で購入したと分かりましたか?問3は少し難しかったかも知れませんね。広島商店が買ったのは社債ですよね。どれくらいの口数を購入しましたか?これは額面総額から1口あたりの単価で割れば求まりました。そして1口あたり96.50円で購入しています。付随費用も発生してます。計算がややこしいですよね。
それでも一つ一つ落ち着いて把握しましょう。また、当座借越の項目が絡んでいました。最初は間違えても仕方ないと思います。何度も解き直して理解に努めましょう。また、いずれの仕訳も購入手数料の付随費用は有価証券勘定に含めて処理していることに留意して下さい。
次に購入した有価証券を売却した時の処理について学びましょう。例えば株式のように1株あたりの株価が日々変動する場合は、購入した時の価額よりも上がっていたり下がっていたりするものです。つまり上がった場合は利益が出ますし、逆に下がった場合は損が出ます。そのような場合はどのように処理するのか学びましょう。